阪神鳥谷に“引退勧告” 事実上の戦力外で退団へ
痛々しい話だが、阪神は正しい選択をしたといえるだろう。

引退勧告を受けたようだが、鳥谷は現在のところ、それを受諾していないのだろう。
受諾すれば、こんな情報になることはない。「鳥谷引退表明」となるはずだ。

そうならなかったのは、まだ野球をやりたいのだろう。

キャリアSTATS

T-Toritani


今思えば、8月28日の中日戦の代打は、鳥谷の最後の見せ場だったのかもしれない。二ゴロに倒れたが、最後の雄姿になる可能性もあるだろう。

鳥谷はもっと野球がしたいと思えば、他球団に移籍すればいいのだ。阪神の最多安打記録者が、フランチャイズプレイヤーでなくなるのは、ちょっと残念な気もするが、早稲田の先輩の岡田彰布も最晩年はオリックスでプレーした。力が衰えたら、チームを出される。それがプロ野球選手の宿命だ。

よくわからない理由で現役を1年延ばしたロッテ、福浦和也のようにチームがへんな気配りをしだすときりがなくなる。福浦は結局、1試合だけ選手登録してそこで「お涙頂戴の引退」となるのだろうか。

鳥谷は一昨年は数字的にはどうかと思ったがGGをとり、オールスターにも出た。わずか2年で引退は釈然としないのかもしれない。大学の同級生の青木宣親はまだ3割を打っている。

そう思ったら、他球団で「自分の実力」を実感すればいい。それもまた野球人生だろう。

IMG_1969



「宇佐美式勝利打点」を調べてみました・2019|8月25日まで

私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!

好評発売中!