ダルビッシュと前後するが、昨日の黒田博樹の好投も記録しておきたい。
ホルヘ・ポサダの引退セレモニーがあった、ヤンキースタジアムのオープニングゲーム。しかし黒田にとっては、それどころではない心境だっただろう。



プホルズが3番に座り、モラレスが復帰し、戦力が大幅増強されたロスアンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム=LAA。
黒田はプホルズを苦手にしていない。過去18打数4安打1本塁打5三振。むしろ、LAAのスモールベースボールが脅威だった。
立ち上がりは決してよくない。アイバーの安打のあと、今季初スタメンのアブレイユがエンドラン、これは失敗するが盗塁。プホルズ、モラエスとの勝負に集中したい黒田を揺さぶってくる。
プホルズ、モラエスともに粘られたが無失点。
この裏に味方に3点が入る。
2回もトロンボを歩かせるが併殺で三者凡退。この日は、スプリッター(フォーク)の落ちが悪くて決め手にならない。その上にきわどいシンカーをストライクに取ってくれない。調子に乗れなかった。
3回には2死からアイバーがバント安打。しかしアブレイユをフライに打ち取る。
黒田の好不調のバロメーターは、ゴロでいくつアウトを取るか。3回までにわずか一つ。必ずしも調子が良いとは言えなかった。
4回、プホルズにセンター前に運ばれるが、トロンボにゴロを打たせて併殺。
5回、四球と安打の走者を背負うが、曲者アイバーを落ち着いてゴロで仕留める。
このころから調子が上がってきた。
6~8回まで9つのアウトのうち5つが内野ゴロ、2つが三振。相手の攻撃も淡白になり、危なげなかった。
9回アブレイユのぼてぼてのゴロが安打になったところで降板。109球という球数で判断されたのだろうが、2008年以来3度目のシャットアウトの好機だっただけに惜しまれる。
前回の登板との最大の違いは、2ストライクを取ってからの勝ち味の早さ。微妙なところを衝くのではなく、はっきり勝負に出ていた。その復元力が素晴らしい。
黒田博樹はNYYの2番目の投手としての信頼を保った。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!
↓
ホルヘ・ポサダの引退セレモニーがあった、ヤンキースタジアムのオープニングゲーム。しかし黒田にとっては、それどころではない心境だっただろう。

プホルズが3番に座り、モラレスが復帰し、戦力が大幅増強されたロスアンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム=LAA。
黒田はプホルズを苦手にしていない。過去18打数4安打1本塁打5三振。むしろ、LAAのスモールベースボールが脅威だった。
立ち上がりは決してよくない。アイバーの安打のあと、今季初スタメンのアブレイユがエンドラン、これは失敗するが盗塁。プホルズ、モラエスとの勝負に集中したい黒田を揺さぶってくる。
プホルズ、モラエスともに粘られたが無失点。
この裏に味方に3点が入る。
2回もトロンボを歩かせるが併殺で三者凡退。この日は、スプリッター(フォーク)の落ちが悪くて決め手にならない。その上にきわどいシンカーをストライクに取ってくれない。調子に乗れなかった。
3回には2死からアイバーがバント安打。しかしアブレイユをフライに打ち取る。
黒田の好不調のバロメーターは、ゴロでいくつアウトを取るか。3回までにわずか一つ。必ずしも調子が良いとは言えなかった。
4回、プホルズにセンター前に運ばれるが、トロンボにゴロを打たせて併殺。
5回、四球と安打の走者を背負うが、曲者アイバーを落ち着いてゴロで仕留める。
このころから調子が上がってきた。
6~8回まで9つのアウトのうち5つが内野ゴロ、2つが三振。相手の攻撃も淡白になり、危なげなかった。
9回アブレイユのぼてぼてのゴロが安打になったところで降板。109球という球数で判断されたのだろうが、2008年以来3度目のシャットアウトの好機だっただけに惜しまれる。
前回の登板との最大の違いは、2ストライクを取ってからの勝ち味の早さ。微妙なところを衝くのではなく、はっきり勝負に出ていた。その復元力が素晴らしい。
黒田博樹はNYYの2番目の投手としての信頼を保った。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!
↓
右打者には外角ぎりぎりを突くカッター、左打者にはストライクからボールになる2シームが効果的に決まっていました。まともな4シームは少なかったです。
打者の目が慣れたあたりで、内角を突いてみたり、高めの4シームで釣ってみたり、スプリッターを落としてみたりと、変幻自在でした。
皆さん言われると思いますが、ダルビッシュが参考にすべき要素がすべて詰まっているような登板でした。