ソフトバンクが強いのか、巨人が弱すぎるのか。

3連勝と3連敗だから選手成績もそれに反映しているのは当然ではあるが。

打撃成績

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ソフトバンクは層が厚い。レギュラーシーズンの控え選手が起用されれば結果を出す。今季は柳田や中村晃が戦線離脱したあとを控えがカバーしたが、そういう経験値があったことが、ここで生きてきたのかもしれない。川島の3四球も利いている。そして盗塁が3もある。これが有効だった。

巨人は、坂本と丸の不振が痛い。亀井が昨日2発打ったが、2人をリカバリーするような選手は出ていない。大城の起用も期待に応えたとは言えない。
昨年、広島が甲斐拓哉に刺されまくったことを警戒してか、今年の巨人は走っていない。

投手成績

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はっきりしているのは「救援投手の差」である。
巨人はシーズン中も信頼の置けるセットアッパー、クローザーを作ることができなかったが、その状態がシリーズも続いた。
原監督が救援陣に信を置いていないことが象徴的に現れたのが、昨日の戸郷の起用だろう。巨人の指揮官は「先発と救援は別のカテゴリーである」ということが、未だに理解できていない。
小ましな投手だから押さえてくれるだろう、という安易な期待感が「四球」「投失」という最悪の流れにつながった。

今日は巨人は菅野、SBは和田。先発だけなら間違いなく巨人が上だ。和田が降りるまでにいかに点を取るか。ここで空気を変えないと、2019年のNPBは尻すぼみで終わってしまう。

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1964年金田正一、全登板成績【スワローズ最後の年、最後の20勝到達】

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