ネーミングライツにはどうなんだと思う例が結構あるが、これ、ちょっとひどいんじゃない?

日刊スポーツ

ソフトバンクが来シーズンから福岡市の本拠地「ヤフオクドーム」を「ペイペイドーム」に改称する方針を固めたことが30日、分かった。親会社のソフトバンクグループはペイペイを冠したスマートフォン決済アプリやインターネット通販を強化している。

福岡ドームはそもそもソフトバンクグループのものだ。どんな名前を付けようと勝手だということになるが、このネーミングはファンにとって何とも脱力感のあるものだ。
球団歌の間奏には
「勝どき上げろヤフオクドーム!」という部分があるが「勝どき上げろペイペイドーム」になるのだろうか。

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そもそもスタジアム自身は全く変わっていないのに「Yahoo!ドーム」「ヤフオク!ドーム」、そして「ペイペイドーム」である。
メディアに記事を書くものは、その都度、この表記を遵守しなければならない。しかも、〇〇年の日本シリーズは○○球場で行われた、というときも全部変えないといけない。邪魔くさいことこのうえない。

ファンにとってもいいことなど一つもないのだ。ソフトバンクは金に困っているわけでもないのに、なぜこんなことをするのか。

ローカルではあるが、大阪市立中央図書館は今、「辰巳商会中央図書館」になっている。この図書館はよく利用するが、今年になって食堂や売店がなくなった。経済的に苦しいのはわかるが、図書館とは何の関係もない物流業にネーミングライツを売った。しかもたった200万円で。
「ちょっと辰巳商会に調べ物に行ってくる」とは、誰も言わないだろう。知名度が上がるとも思えないし、財政難の助けにもならないだろう。

ネーミングライツは安易にやりすぎると、一番大事な利用者の離反を招くうえに、広告効果もなくなる。
その点、これは最高だ。

ハフィントンポスト
鎌倉市の海岸3カ所の命名権を購入した「鳩サブレー」で有名な菓子製造業の豊島屋が、海岸の名前をそのままにする方針を発表した。

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豊島屋は年1200万円で、10年の契約をしたという。「鳩サブレー海岸」とか「豊島屋海岸」などとつけるよりも「ネーミングライツを買って、地域を応援します」というイメージアップを狙ったわけだ。
このほうがはるかに格好がいいし、イメージが良くなる。地域の人はみんな鳩サブレ―のファンになったはずだ。

ソフトバンクも辰巳商会も、もう少し頭を使うべきだろう。


1964年金田正一、全登板成績【スワローズ最後の年、最後の20勝到達】

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