札幌に決まったことは結果的によかったとは思う。
その理由は
「選手にとって、より安全な環境を提供できた」ことにつきる。
札幌だって30度になることだってあるんだ、という人もいるだろうが、予測不可能なことをいくら言いつのっても意味はない。
8月の平均気温は札幌が21.2度、東京は26.4度。この5度の差は大きい。
もちろん、沿道の観客にとってもこの5度の差は大きい。

これに反対する人たちの反論

東京都知事
「(大会まで)9か月を切り、準備が総仕上げになる中、最後まで都側に相談や議論がないままこのような提案がなされたのは、極めて異例の事態だと思っている」
「8割は反対。東京でやってねとの声が多い。アスリートの方も東京で走りたい人が多い」


日本陸連瀬古リーダー
「ずっと東京ありきでやってきたので不本意」
「選手たちは不安でいっぱいだったと思う。騒ぎはこれだけにしてほしい」


橋本五輪担当相
「選手側からすると、東京で、あの新国立競技場にゴールすることをイメージして6年間練習をしてきたと思う。切り替えは大変なんだろうな、と非常に心配する」

反対する人たちは、みんな「自分たちのことだけ」を語っている。「俺たちがかけてきたコストや努力をどうしてくれる」と言っているだけだ。

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IOCもビジネスありきではあるが「選手の安全のため」という大義名分に勝てるはずがない。

本来、スポーツ組織のトップは、特定の選手の利益ではなく、「選手やスポーツ全体のこと」「未来のこと」を思って発言しなければならない。

しかし日本のスポーツ界のトップは、その発想が全くない。

「球数制限」でいえば「一部の学校が不利になる」とか「燃え尽きたい投手もいる」とか、ちまちました理屈をつけて反対をする。視野が狭くて短絡的だ。

日本人が「老いた」と感じるのは、みんなが口々に「俺のことをどうしてくれる」というのを聞く時だ。

きれいごとかもしれないが、「自分やその周辺の人々の立場」によるのではなく、「今の利害」にこだわるのではなく、多くの人々の「未来の幸福」のための言葉を聞きたいと思う。

小池知事は「来年、日本に来てくださる選手や観客のことを考えれば、札幌のほうが良かったかもしれない。あとのことは何とかします。東京はお金持ちですから」と言えばよかったと思う。

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1964年金田正一、全登板成績【スワローズ最後の年、最後の20勝到達】

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