福田秀平のキャリアSTATSを作成して思ったのは、「野球がやりたいんだろうなあ」ということだ。

2006年高校ドラフト1巡目 無名の多摩大学附属聖ヶ丘高から。この学校出のプロ野球選手は、他には片岡安祐美の旦那の小林公太がいるだけ。
大嶺祐太のハズレ1巡目ではあったが、それでも大したものだ。

ファームも含めたキャリアSTATS

Fukuda-S


当初はスイッチヒッターの内野手だったが、外野に転向し、守備を徹底的に鍛えられる。
さらに、2010年ころから左打ちに専念することになる。

2011年から一軍でよく見かけるようになるが、ソフトバンクの外野には多村、長谷川、内川、吉村、柳田、中村晃、上林と次々に巧打者強打者が現れ、福田は控えに甘んじた。
内野手だったならば、もう少し出場機会は増えたかもしれない。

しかしファームでの打撃を見ても、福田が巧打者であるのは間違いない。控えとしては抜群の存在であり、出場機会は少なくても、指揮官が手元においておきたい打者だった。

そのために、2018年などはわずか128回しか打席に立っていないのに、二軍に落ちることはなかった。信頼の証ではあろうが、30歳を目前にして、もっと野球がやりたかったに違いない。

長打は少ないがシュアな打撃で今からレギュラーになる可能性は大いにあるだろう。

平成最初のプロ野球選手は令和になって花咲くのか?

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1964年金田正一、全登板成績【スワローズ最後の年、最後の20勝到達】

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