台中から桃園に移動した。新幹線で40分くらいだが、寒いのに驚いた。

試合前に知り合いのライターと話をした。ベネズエラはデータを基に選手を集めていて、相当強いだろうとのこと。プエルトリコは大したことないとのことだった。
山口俊と元レッドソックスの左腕ドゥブロント。松坂大輔の同僚で二桁勝利が2回あった。


山口は立ち上がり1,2番に初級を叩かれて連続安打を許す。なんとか後続を断ったがその後もよく安打を打たれて4回に先制される。
侍はドゥブロントに全く手が出ない。貧打はずっとつづている。
「ベネズエラは投手層が薄いから、投手が交代したら日本は打つんじゃないですか?」
一緒に観戦していた豊浦彰太郎さんと話していたのだ。
案の定、5回にソチレットが出てくると日本は逆転。
しかしベネズエラの打者はしぶとい。6回、4番フエンマイアからの3連打にマチャドの併殺崩れで3点。貧打侍にとっては重すぎる3点が入った。

「台湾ラウンドで負けて日本に帰れなかったら稲葉監督解任でしょうね」などと話す。
しかしやはりベネズエラの投手陣は劣る。小刻みに継投をしたが、大した投手は出てこない。
エルビス・エスコバーはDeNAのエルヴィンの弟、今度ヤクルトに来るアルシデスのいとこ。

一昨年まで外野手だった。球は速かったがストライクが入らない。そういう投手がだーっと続いて、8回に侍は6点をとって逆転。ついに坂本には代打山田哲人が送られた。

ドゥブロントにもう1イニング投げさせて、ナバス、ブレトあたりをもう少し長く投げさせていたら、日本は負けていただろう。
勝つには勝ったが、日本の弱さが気になった試合だった。

1964年金田正一、全登板成績【スワローズ最後の年、最後の20勝到達】
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!
↓
好評発売中!