個人的な見解だが、私は清原和博については、よほどのことがない限り許したくないという気持ちを持っている。どれほど野球のイメージを毀損したか。日本一の「野球馬鹿」だったと思う。

その清原和博が「ワールドトライアウト」というイベントで「監督」を務めるという。

これはNPBのトライアウトとは異なり、戦力外になった元プロ野球選手らに野球でのプレゼンテーションの機会を与えるというものだ。
このイベント自身に問題があるとは思わない。こういう形で「野球、野球選手」に注目が集まるのはよいことだし「トライアウト」そのものをゲーム、競技としてみるという考えは、面白いとは思う。

主催者側は、明らかに「客寄せパンダ」として清原を起用したのだろうが、彼は覚せい剤事件が発覚して3年、本当に「更生」したのだろうか?

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Numberなどの取材によれば、彼はこれまでの人生について「後悔」しているのは間違いないところだ。
しかし、彼は自分の境遇のみじめさを嘆いているが、自分のやらかしたことが、どれだけプロ野球、野球のイメージを貶めたかについて正しく理解しているとは思えない。しかも妻や子供に対してもひどい仕打ちをしてきた。端的に言えば「野球をとったら人間の屑」としか言えない。
これまで、清原は「誰かのせいでこんな目にあった」という恨み言を言うことが多かった。
いまだに「悪いのは自分以外の誰か」だと思っているのではないか。

そんな清原が3年間おとなしくしていたからと言って、野球に復帰する資格ができたといえるだろうか?
彼の背中から腰に掛けては、竜の大きな彫り物がある。一時期とはいえ、気持ちの上では堅気ではなかったのだ。

本当に前非を悔い、やりなおそうとしているのなら、普通は何かを「学ぶ」姿勢を示すのではないか。自分に足りなかったものは何かを知るために、そして野球界に貢献するために何ができるかを学ぶために。

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清原自身は不倶戴天の敵のように言っているが、桑田真澄に教えを乞うことがあってもよいのではないか。桑田さん本人は迷惑だろうが。

清原和博が、野球界から姿を消したのは「大きな損失」とは思わない。もともと邪な気持ちで野球界に関わっていた人間が自滅しただけだと思う。居なくなってよかったと思う。彼が本当に改心して野球界に戻ろうと思ったのならまだしも、「しょんぼりしていて可愛そうだから声をかけた」では甘すぎる。

覚せい剤を常用する人間は、自分に甘く、抑制が効かない。田代まさしの例を引き合いに出すまでもなく、まだ清原和博を「真人間になった」と判断する根拠はないと思う。半グレなどに付け入られて悪さをする可能性は十分にあるだろう。

「ワールドトライアウト」という企画自身は面白いと思うが、それだけに目先の話題性を追いかけた今回の企画は誠に残念だと思う。


1964年金田正一、全登板成績【スワローズ最後の年、最後の20勝到達】

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