「シャーク」で知られる有名選手だが、うーんという感じだ。

こないだ、台湾でベネズエラ―日本戦を観戦していた時に、隣にいた豊浦彰太郎さんが「ベネズエランは、四球を選ぶことができないんですよね」と言った。
アレックス・ラミレスしかり、ホセ・ロペスしかり、今度ヤクルトに来るアルシデス・エスコバーしかり、そしてヘラルド・パーラしかり、である。

キャリアSTATS

Parra


左投左打の外野手。一塁も守る。2009年にダイヤモンドバックスでメジャーデビュー。
長打力はなく、1、2番か6、7、8番を打つことが多かった。打率はまずまずだが、特徴がはっきりしている選手ではなかった。

最大の売りは外野守備。2011年と13年にゴールデングラブを獲得。守備範囲が広いうえに、肩が強く、2011年には12、12年には17の刺殺を記録している。

身体能力は高いが、出塁率は低く、MLB的にはそれほど評価が高い選手ではない。

ロッキーズと4年契約をしていたが、今季途中でロッキーズがバイアウト、ジャイアンツが獲得したものの5月にFAとなりナショナルズが獲得していた。

ま、MLBに居場所がなくなった選手ではある。32歳は日本的には若いが、盛りを過ぎた選手だ。外野手としてどれだけの働きを見せるのか。

今季は「シャークダンス」で名前が売れた。MLBであまり長打のなかった選手が、NPBに来て大型化する選手は多い。その点は期待できるが、コンスタントな活躍ができるかどうか?





1964年金田正一、全登板成績【スワローズ最後の年、最後の20勝到達】

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