野球界は今後、確実に衰退する。若い人の意識からどんどん「野球」が消えているのだから。

新庄剛志は、今から練習をして来季のトライアウトを受けることを表明した。
勝手にすればいいし、それでプロ野球や独立リーグでプレーすることになるのなら、別に構わないと思うが、一部にある「新庄が復帰することが野球界の人気回復のためになる」という意見に対しては「ご冗談でしょ」としか言えない。

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新庄が活躍したのは今から10年以上も前である。それを記憶しているのは少なくとも20代半ば以上だ。私は日本ハムでの新庄のありようは、端的に言えば「遊び半分」だったと思う。日本シリーズを勝手に自分の引退試合にしてしまったことも含め「野球をする気がないのなら、さっさとやめろ」と思っていた。
その新庄がアラフィフになって、プロ野球に挑戦することに、何の期待感も抱いていない。
彼が好きな人はたくさんいるだろうが、現役時代からずば抜けた身体能力がありながら、真剣に野球に取り組まないといわれてきたのだ。50歳近くになって何ができるのか、と思うだけだ。

新庄は「客寄せパンダにならない」といっているが、客寄せパンダ以外の使い道などないだろう。

新庄が野球界に復帰したとして、野球を知らない若い人に、何をアピールできるだろうか?おそらくは楽しそうに、遊んでいるかのようにプレーはするだろうが、それは「真剣な遊び=スポーツ」とは似て非なるものになると思う。彼を見て、若い人たちが「自分も野球をしたい」と思うだろうか?

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また指導者にという声もあるが、これまで一度も指導者の経験もなく、専門的なことも学んでいない新庄、嫌なことがあればさっさと身を引いてきた新庄に、どんな指導ができるというのか。

清原も新庄もそうだが「現役時代ファンだった」という人が、その時のイメージのままに再びグラウンドに立つことを期待しているだけだ。
野球はそんなに「あまっちょろい」スポーツなのだろうか?

清原も、新庄も新たに野球界に挑戦するために、新たな学びをして、アップデートをするというのなら、まだ理解もできるが。「昔取った杵柄」で「またちょっと野球をしてみました」というのなら冷やかしにすぎない。

それなら、イチローが始めた「草野球」に参戦すべきではないか。そっちなら私だって応援するが。


1964年金田正一、全登板成績【スワローズ最後の年、最後の20勝到達】

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