ずーっと見慣れた景色ではあったが、これよく考えたらおかしいでしょう。

朝日
 日本学生野球協会は26日、東京都内で審査室会議を開き、高校9件の不祥事の処分を発表した。
【対外試合禁止3カ月】校名・都道府県名非公表=10月24日から、部員のいじめ▽東海大札幌=11月13日から、部員の暴力
【同1カ月】千葉経大付=11月13日から、部員の暴力
【謹慎2年】江戸川(東京)の監督=3月14日から、不適切画像の送信
【同4カ月】神戸北の監督=10月15日から、暴力、報告義務違反
【同3カ月】聖和学園(宮城)の監督=5月15日から、暴力
【同2カ月】我孫子二階堂(千葉)のコーチ=10月16日から、暴力、報告義務違反
【同1カ月】千原台(熊本)のコーチ=10月11日から、暴力▽鳥栖商(佐賀)の監督=11月14日から、暴言


校名非公表はいじめられた部員が自殺したからだ。また不適切画像は監督が女子高校生に対しツイッター上でのやりとりでひわいな画像を送信したというものだ。

こういう案件を一つ一つ審査して「有罪判決」を出して「量刑」を決めて処分している。
今まで当たり前に思っていたけど、これって本来裁判所がやるべき事案じゃないの、と思う。

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「暴力」「暴言」がどの程度だったのかは個別に異なるだろうが、「暴力」は、明らかな違法行為であり刑事罰の対象となる。学校なり当事者は、高野連に言うのではなく、警察に通報すべきだろう。

また学生野球協会は、勝手に処分を下すのではなく、刑事事件にすべく、こちらも警察に通報すべきではないのか。

部員が自殺した事件、ひわいな画像を送信した事件は、警察が捜査している可能性があるが、それ以外の事件は、警察沙汰にならず、高野連の上部組織である学生野球協会が、お裁きを下してそれでおしまいになっている。

学生野球協会が、あたかも私設裁判所のように「罰」を与えるのは、おかしいのではないか。

結果的にこれらの問題行動を起こした学校や個人は、刑事罰を受けずに一定期間謹慎すれば、復帰している。そして何度もこうした事件を起こしている。

学生野球協会は「暴力」「パワハラ」などを私的に裁くことで、結果的に容認していることになっていないか。

一般社会で暴力が振るわれたり、パワハラがあれば、程度によっては、警察に通報され、刑事罰を受ける。社会的制裁も受ける。
しかし野球部は、警察に通報されることもなく、ほとぼりが冷めれば復帰することができる。

学校内、野球部の方が、暴力や人権に対する制裁や罰則が緩いのは、おかしいと思うが。

学生野球協会は、私的な制裁を与えるのではなく、事実関係を調査して、内容によっては警察に通報すべきではないか。

そうなれば、野球部で常態化している「暴力」「パワハラ」は、激減すると思うが。

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榎本喜八 安打あれこれ

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