「イチローではなく鈴木一朗」でお願いします。といったそうだ。これ、野球人として会ったったのではないということか。



安倍総理のお友達のオリックスの井上亮社長、三井住友銀行の高島誠頭取が、イチローを「スペシャルゲスト」として安倍晋三首相に紹介したという。
ま、財界としてはなんとしても安倍政権を支援したいところだし、両経営者は安倍総理のお覚えをめでたくしたかったのだろう。

ただ、タイミングは最悪だったと思う。イチローにとっても、安倍晋三にとっても。

安倍総理は「桜を見る会」をめぐって極めて稚拙な対応に終始している。逃げ回れば逃げ回るほど「よっぽどやましいんだ」と思われる。産経新聞が必死で書いているように「そんなくだらないことに拘泥している場合か」とは思うが、この呪縛をほどくことができるのは、当の安倍晋三だけである。

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このタイミングでイチローを招いたのは、今や、日本中で江尻良文さん以外誰も嫌いな人がいない「イチロー」という支持率最高の人間を自陣に導き入れようとした、と勘繰られても仕方がない。

事実、そういう意図があったのだろう。ま、こないだは嵐と記念撮影しているし、この首相独特の「世間の人気者と仲がいいところを見せれば、世間の馬鹿なミーハーは安倍政権の味方になってくれるだろう」という浅薄な、しかし情けないことにかなり効果的な作戦の一つだったのだろう。

イチローが絶大な人気を博するのは、日本社会から超絶した存在だからだ。
あえて言えば、イチローは引退することで天空から日本に「降臨」したわけだ。下々の日本人のいがみあいや利益の分捕り合いから超越していればこそ、イチローはスーパースターでいれるわけだ。
日本の塵埃の真ん中に沈んでいる安倍晋三と仲良くすることのメリットなど一つもなかったはずだ。

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案の定、安倍晋三首相は4回目の「国民栄誉賞」を持ち出した。イチローがちらっとでも首を縦に振れば、翌朝にでもそれを大々的に発表しようと思ったのだろうが、それはかなわなかった。イチローもその危険性を察知したのだ。

「安倍首相はイチローに袖にされた」これ、結構なダメージだと思うが、イチローはギリギリのところで「セーフ」だったと思う。

しかしそこまで追い込まれているのか、とも思った。


1985年福間納、全登板成績【やられたらやり返せ、リーグ優勝&日本一に貢献】

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