今日は早稲田大学の「Hello!WASEDA あそび場大解放! 現役野球選手と野球あそびで楽しもう」に行ってきた。編集者に会う予定があって、東京に来ていたのだ。
このイベントは、年8回開いている「Hello!WASEDA あそび場大解放!」の特別イベントだ。
斎藤佑樹や田中浩康など、早稲田OB、早稲田大、慶応大の現役選手が集結した。メディアはたくさん来ていたが、ほとんどが斎藤佑樹目当てだった。

しかしこの会の本当の目的は、早稲田大学とOBたちが企画している「Hello!WASEDA あそび場大解放!」の催事の趣旨を世間に知らせることだ。

「野球の楽しさ」を子どもたちを全く束縛しない「野球あそび」というカタチで普及するイベントをここ数年続けているのだ。

私はOB選手などがいない、ノーマルな「Hello!WASEDA あそび場大解放!」も今年、取材したが、このやり方は非常にいいと思った。

昔の子供は大人に強制されることなく、みんなで集まって野球をして自然に野球が好きになったのだ。それに近いアプローチ、子供に「もっと野球をやりたい」と思わせるアプローチなのだ。

今回は少し野球は知っているがチームに入っていない子と、ほとんど野球を知らない子にわかれて野球の体験教室を行った。「体験」といっても「遊び」である。

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この会について、私は関係者の方からお知らせを頂いた。来てみてその理由がおぼろげながらわかった。メディアは斎藤佑樹を追いかけるのだ。彼の写真ばかり撮る。確かに斉藤はいつにないいい表情をしていたが、この会の主旨はそこにないはずだ。

斎藤佑樹はこの会の趣旨をよくわかっていて、積極的に協力している。真摯な態度が好感が持てた。また社会人の選手と比べても小さな体で奮闘しているのだということもわかった。

しばらくして室内練習場で斎藤の囲み取材があった。私も案内されて行ったが、途中で出てきた。彼のそういう話を聞いても、私は記事にしないし、意味がないからだ。フルカウントの記者も来ていて、早いうちに記事にしていた。じゃ書かなくていいなと思った。

それよりも私は今回のイベントが「野球普及」だけでなく「社会課題に取り組む」意味があったという主催者側の説明に感銘を受けたのだ。このことは、メディアで記事にしたいと思う。

案の定囲み取材が終わって、斎藤が球場をあとにするとメディアの大半も居なくなった。

実はここからが良かったのだ。来てよかったと思った。

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1985年福間納、全登板成績【やられたらやり返せ、リーグ優勝&日本一に貢献】

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