日刊スポーツ
夏の甲子園に9年連続出場中の作新学院(栃木)で1日の練習中に男子生徒12人が体調不良を訴え、7人が病院へ救急搬送されたことが10日、分かった。脱水症状や低血糖症と診断された。

昼休みなしでランニングメニューを行ったのは、同メニューがその日の最後のメニューであり、食事後に再び走るよりも、そのまま走って終了しようという判断だったという。責任者は「バナナなどで栄養を補給しておけば良かった。今後は、必ず十分な休息を取らせた上で練習を組ませたい」と話した。

栃木県では泣く子も黙る作新学院。圧倒的な存在だが、それでも近年は選手の健康に配慮した練習に変わりつつはある。
こうしたアクシデントが起こったのは、偶発的な要素もあったと思う。しかし、選手本位、健康第一の練習が、まだまだ付け焼刃であるとも思う。

IMG_2902


最新の少年野球では、子どもたちは自分の水筒を持参している。指導者は「のどが乾いたらすぐに水分補給しろよ」という。練習中でもミーティング中でも子供は水筒の水を飲むためにベンチに戻る。
またちょっとでも体の異状を感じたら指導者に言うことになっている。
練習時間も短く、細切れになっている。「スタミナをつけさせるため」に長期練習をすることはなくなっている。

作新学院でも練習中に自由に水分補給をすることはできたようだが、選手が列を外れて水分を取るのは雰囲気的に難しかっただろう。自分の体を守るために「自主的に動く」という習慣づけは、高校レベルではまだできていない学校がほとんどだ。
そういう行動を見て「チームの規律を乱す」といいそうな大人も周囲にはたくさんいる。

「今後は、必ず十分な休息を取らせた上で練習を組ませたい」は、全く不十分だ。
選手が自分の体調を自分で知って、自分の意志で休息したり、栄養、水分補給をしたりするようにならなければ「本物」とは言えないだろう。
指導者に言われて休んだり、補給したりしているうちは、まだまだだ。


1985年福間納、全登板成績【やられたらやり返せ、リーグ優勝&日本一に貢献】

私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!

好評発売中!