以前から言われていたことだが、来年から適用される。

報知によればルール改正は以下の通り

投手は(怪我をしない限り)少なくとも3人の打者と対戦するか、イニング終了まで投げなければならない

MLBでいうシチュエーショナルという投手の役割はほぼなくなる。
これは一連の「時間短縮」の取り組みの一つだ。
これによって、無死または一死で左の強打者が打席に立った時に、左の救援投手がマウンドに上がってこれをかたずけ、次の投手にバトンタッチすることはできない。
次打者が右打者であっても、対戦しなければならない。

NPBも再来年には導入するのだろう。

NPBでいえば左殺しこと永射保や、当代の嘉弥真新也などの役どころはなくなることになる。残念な気もするが、仕方がないのかとも思う。ただし、時間短縮ならやるべきことはほかにもある。

今年はイチローの引退試合になったMLBの公式戦や、プレミア12など海外の試合をよく見たが、とにかくだらだらと長い。
投手交代も多いし、その間に十分に時間を取る。しかもイニングの交代時には、選手はだらだらとグラウンドに出てくる。

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時間をはかったことがあるが、2分30秒かかっている試合もある。特に海外では「野球は時間無制限にやるもの」と言う認識があって、選手、指導者もお客ものんびり構えている。これ、野球初心者にはたまらないだろうと思う。

この点だけは、高校野球は素晴らしい。交代時には全力疾走、投手は捕手にどんどん投げる。審判も急がせる。2時間で試合終了。だから1日4試合が可能なのだ。

この手のルール変更も必要だろうが、それ以前に「さっさと試合をする習慣」をプロの面々が身につけるべきだと思う。
NPBでもMLBでも時間短縮は可能だ。

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1985年福間納、全登板成績【やられたらやり返せ、リーグ優勝&日本一に貢献】

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