報知によれば、それ以外にもMLBはいろいろルール改正をするようだ。
★故障リストの投手に関しては現行の10日間から15日にする。
★ベンチ入りは26人(今季まで25人)。9月以降は28人(現行40人)。また、8月31日までの特定のダブルヘッダーでは27人が許される。
★投手の登録人数は8月31日まで13人まで、9月1日からレギュラーシーズンの終わりまで14人までとなる。
★野手登録の選手は6点差以上差が付いていない限り9回までは登板出来ない。ただ、前年(今年)20イニング以上投げている選手はこの限りではない。大谷はこの条件を満たしていないため、先発などで登板するためには投手登録が必要となる。


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要するにさらに進行する「投手の分業」に対して現状追認する内容になっていると思う。
ベンチ入り、登録人数の増員は、具体的には投手のことを指すわけだろう。

大谷翔平の存在を追認して「二刀流」というポジションでの登録を可能にするという報道もあったが、野手登録の登板に関するルール変更だけだった。これは別途決まるのなら、大谷はそっちになると思う。

「40人枠」が「28人枠」になるのは非常に大きな問題だ。「40人枠」は単なるロースターの問題ではなく、「メジャー契約」の上限だったはずだ。
これが「28」になるのか、それとも契約上の「40」は残るのか。
それによっては「ルール5ドラフト」などにも影響が出るだろう。別途触れるが、MLB機構はマイナーリーグの整理もするなど、例によって少しもじっとしていない。

是非の議論はあろうが、それが「今に生きる組織」だろう。なーんにも変わらない日本野球界のほうがよほどどうかしている。

1985年福間納、全登板成績【やられたらやり返せ、リーグ優勝&日本一に貢献】

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