柳賢振、タナー・ロアーク、チェイス・アンダーソンと先発3枚を獲得したことで、山口俊ははじき出された形だ。

「スイングマン」とは役どころ、ポジションがころころ変わる選手のこと。
野球の場合、中継ぎ、rングリリーフを担いつつも、ローテの谷間では先発のマウンドに上がる投手のことを言う。端的にいえば「ローテから外れた先発投手」の持ち場でもある。

キャリアSTATS

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このキャリアSTATSに着目したのだろう。山口俊はクローザーとしてもセットアッパーとしてもしっかり数字を残している。先発としてのキャリアはむしろ浅いくらいだ。

山口をとった時点で、最初からローテに乗せる気持ちはなかったのだろう。2年6.9億という年俸も先発投手のものではない。

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マエケンも例年、シーズン終盤になると中継ぎに転向している。「経験がある」「できる」というのはメリットではあるが、「できてしまう」から「やらされる」ということもある。

山口はもちろん先発を志望しているだろうが、32歳という年齢。抜群とは言えない先発での実績、そして救援でのキャリアが「スイングマン」というポジションに落ち着いた。

しかし意にそまぬ中継ぎではあっても、そこで失敗すればマイナー落ちの危険性もあるのだ。

なかなか難しい役どころになったと思う。


1985年福間納、全登板成績【やられたらやり返せ、リーグ優勝&日本一に貢献】

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