2020年は2008年以来の五輪野球競技が行われる。

現時点で出場が決まっているのは

日本(開催国)
イスラエル(アフリカ大陸予選勝ち抜け)
韓国(プレミア12日本を除くアジア最上位)
メキシコ(プレミア12アメリカ大陸最上位)
の4つ。
あと2つは、3月のアメリカ大陸最終予選の勝者と、4月の世界最終予選の勝者となる。

アメリカはあと2回チャンスがあるが、MLB40人枠の選手は出ないから、かなり厳しい。ドミニカ共和国、ベネズエラ、プエルトリコなども40人枠は出ないので同じ条件だが、勝ち抜ける可能性は半々か。
負けても上位になれば、世界最終予選にまわる。

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世界最終予選は台湾の台中で行われるので、台湾に有利とみられる。

アメリカは出場できたとしても、本大会でも40人枠は出ないから、プレミア12みたいなチームになるだろう。

で、五輪は6チームが2グループに分かれて予選を行うが、そのあとトーナメントを戦って世界一を決めるという。試合数は16試合。

おそらく何度か負けても勝ち残れるWBCみたいな形式になる。

いずれにしても、この大会は「しょぼい」ものになるだろう。例によってプレミア12同様、勝っても負けても日本のメディアだけが大盛り上がりしておしまいだろう。

で、次のパリ大会はない。2021年にはWBCがあるが、そのあとは2025年まで「おいしい大会」はない。この間に「野球離れ」はどんどん進行するだろう。

そうなれば「俺のやり方が嫌ならやめてくれていいよ」という指導者も生きていけない。碌に野球を見ずに騒いでいるファンも、潮が引くように消えていくだろう。

東京オリンピックを「野球の将来をどうするのか」を考えるきっかけにしなければ「あれが最後の輝きだったなあ」というときが到来するだろう。

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1985年福間納、全登板成績【やられたらやり返せ、リーグ優勝&日本一に貢献】

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