MLBでは背番号へのこだわりはNPBほどないが、それでも一定の傾向はある。



秋山翔吾がつける背番号「4」、これまでの選手。成績は、「4」を付けていた期間だけ。

CIN4


背番号はMLBでは1929年から使われるようになった。レッズでは1932年に導入している。

初代の「4」は、33歳のハーベイ・ヘンドリック。アベレージヒッター。

翌年、殿堂入りの強打者、チック・ハーフェイがつける。この年始まったオールスターにも出ている。

スパーキー・アダムスを経て殿堂入りの俊足打者、キキ・カイラー。キャリア晩年に在籍。

続いてこれまた殿堂入りの大捕手、アーニー・ロンバルディ。次も捕手のアル・ラークマン。

ここから「4」を付ける選手は36年いなかったが、3人の捕手がつける。ロンバルディのイメージがあったのかもしれない。

しかし以後はランダムに選手が入れ替わる。少なくとも「野手」の番号で、投手は一人もつけていないが、こだわりのある番号ではなかったはずだ。

2006年にインディアンスから移籍したブランドン・フィリップスが全盛期にこの番号を付ける。この選手は2018年までMLBでプレーし、2029安打、オールスター3回。

しかし永久欠番にはならず、あとは小刻みにいろんな選手がつけた。昨年のホセ・イグレシアスはマイナー契約から正遊撃手になったが、今季はオリオールズに。

31歳の秋山がどれだけ「4」をつけるかどうかわからないが、フィリップスに次ぐ実績を上げるところまで行ってほしいものだ。


1960年小野正一、全登板成績【リーグ優勝&最多勝、リリーフで21勝】

私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!

好評発売中!