日刊スポーツ
佐々木朗希がサイン会も…オークション即出品される
佐々木がサインをした10分後にはネットオークションに出品されていたという。
日本人のモラル崩壊を実感する。「何でも売ることができる時代」とは「良心も金に換えられる時代」のことなのだろう。

しかし佐々木のサインを買った人間も、佐々木朗希や野球に何ほどの興味、愛着があったわけではないだろう。おそらくは「投機目的」だったはずだ。

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サインとは、スポーツ選手が紙に字を書いただけのものである。能書家でもないただのスポーツ選手が、多くは拙い殴り書きをした紙に本質的な価値などない。
あるのは「あの日、あの場所でサインをしてもらった」という記憶にまつわる「個人の愛着」だけである。
そんなサインを愛着も何もない赤の他人が手にしても、何の意味もない。本来的に「ファングッズ」と呼ばれるモノには「市場価」などないのである。

しかし昨今のお宝ブームによって、そうした極めて私的なアイテムまでもが、あたかも「市場価値」があるかのような取り上げ方をされ、市場で流通している。これはみなフェイクだ。

いつも言うが、才能に恵まれ努力を惜しまなかった一握りの芸術家が丹精込めて創造した作品と、何の素養もないスポーツ選手が殴り書きした紙切れが、同じオークションサイトで売られるとは、本当に世も末だと思う。

サインや選手関連のグッズは好事家同士が指摘に取引すればよいものだ。これに仮想の価値をつける必要はない。
「サイン」は商品でも売り物でもないのだ。

球団はオークションサイトの転売をする輩に気を使う必要はない。どうせ野球ファンではないのだから。サイン会では「球団、選手のファンなら転売はできないはずです」と「転売禁止」をはっきり打ち出すとともに、サインには必ず「宛書」をすることをルール化すべきだ。


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