時事
サッカーの名門校として知られる星稜高校(金沢市)の副校長でサッカー部総監督の河崎護氏(60)が部員に対して暴力行為を働いたとして、同校を運営する稲置学園が14日付で同氏を総監督から解任したことが24日、関係者への取材で分かった。 
ニッカン
最終報告によると河崎氏は練習中の部員に「身体障害者か」と言ったほか、部員のほおを平手で殴るなどの行為が複数件確認された。

心が痛む。
私は小学校時代、体育の教育実習の大学生に、マット運動をしていて、お前は「か〇わか?」と言われたことがある。あまりのことに今もありありと覚えているが、このご時世に、名のあるスポーツ指導者がこんな言葉を発するとは。
これは一発退場のレッドカードだろう。言われた人物だけでなく、障碍者にも深い傷を与える。

サッカー界は、野球界よりもはるかに進歩的だ。しかし昔からの指導者の中には、うわべだけはJリーグの100年構想や、サッカー協会の理念に従うそぶりをしながらも「勝ちゃいいんだろ」の指導を続けている指導者がいるのだ。

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この人物は日本サッカー協会のJFAグラスルーツ宣言を知らないのだろうか?

Football for All サッカーを、もっとみんなのものへ。

年齢、性別、障がい、人種などに関わりなく、だれもが、いつでも、どこでも。
私たち日本サッカー協会は、サッカー、そしてスポーツの持つすばらしさを
もっともっと、たくさんのみなさんと分かち合い、育みたいと考えています。


この崇高な理念を、たった一人の下劣な人間が台無しにしかねない。この指導者は、一瞬たりともスポーツ界、サッカー界にいてはならない。

こうした指導者を生むのは「学校」という全くアップデートしない組織だ。全国大会などで実績を挙げれば何も言われない。だからのさばる。

発言が明るみに出なければ、この人物はなおも指導を続け、おなじような腐った指導者を再生産することになる。
おそらくOBや父母は、復帰を嘆願するだろうが禍根を断つべきだ。

サッカー界でさえもこんな腐った指導者がいまだにいる。いわんや野球界をや。


1960年小野正一、全登板成績【リーグ優勝&最多勝、リリーフで21勝】

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