日刊スポーツ
17年夏の甲子園優勝チームの主将が逮捕された。強盗目的で民家に侵入し、住人に頭蓋骨骨折、顔面切創などの大けがを負わせたとして、千葉県警は1月31日、強盗致傷などの疑いで、東京都町田市、無職千丸剛容疑者(20)ら男5人を逮捕したと発表した。
この話を「野球界の体質」に結び付けるのには無理があるだろう。
この男は駒澤大学に進学したもののレギュラーの座は遠く、退学。野球指導者の道を目指していたといわれる。
恩師の岩井隆監督は、東北福祉大で斉藤隆、金本知憲と同期。卒業後は、高校の恩師の後を継いで花咲徳栄の監督になった。

野球改革などとは無縁の勝利至上型の監督ではあろう。著書には「野球道」という言葉が躍っている。しかし、花咲徳栄は箸にも棒にも掛からぬ子を拾ってきて野球をさせるようなレベルではない。それなりの教育を施すチームだ。
千丸剛は、元キャプテンだそうだが、上に従順な使いやすい人間だったのだと思われる。悪く言えばあまり自分で考えないタイプだろう。
駒澤大で挫折を味わい、前途を絶たれたことから我を失ったのだろう。甲子園優勝チームの主将という看板も重たかったのだろう。
野球だけでなく日本の部活は「自分で考えない」「自分の意志で動かない」人間を大量に作る。その出来損ないがこの男だといえよう。
ただ、この人間に同情の余地はない。成人した一個の人間が順大な犯罪に手を染めたのだ。
「オレオレ詐欺」もそうだが、今は、ごく普通の若者の隣に、卑劣な犯罪が口を開けて待っている。
そういう意味では、教育者は「ものごとの是非」「善悪の判断」などをしっかり教える必要があるだろう。
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ただ、この人間に同情の余地はない。成人した一個の人間が順大な犯罪に手を染めたのだ。
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