高校野球の様々な問題が大きな話題になっているが、大学野球についてはあまり情報が上がってこない。
今、男子野球の様々なジャンルの中で、はっきり競技人口が増加しているのはプロ野球と大学野球だけだ。プロ野球は育成選手の増加だが、大学野球は大学の数も部員も増えている。
全日本大学野球連盟の発表から。

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2007年からデータをとっているが、大学は7校増え、選手数は3割も増えた。

その結果、1チーム当たりの部員数は、12年前の54人から75人にまで増えた。

「野球離れ」が進む中で、なぜこんなに部員が増えるのか?野球で大学を出ても仕事は減っているのに。

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これは一部の高校私学と同じ事情だ。各大学が「野球部」という名目で、学生数を抱え込もうとしているのだ。
少子化の中、有名な高校私学は「甲子園に行けるかもしれない」を餌に、たくさんの部員を集めている。ほとんどの選手は甲子園はおろか、試合出場もかなわない。「補欠」を美談にする傾向が一部あるが、欺瞞が混じっているだろう。

大学の場合、大学へ行けるかどうかのレベルの野球部員を、新興の大学がごそっと受け入れている。さらに既存の大学の中にも思い切り部員数が増えている大学がある。

完全な水増しだ。その後の人生に責任が持てるはずもないのに、学生数欲しさにこういうことをするのだ。

このあたり、指導者もさることながら、学校側のモラルハザードも深刻だ。


1960年小野正一、全登板成績【リーグ優勝&最多勝、リリーフで21勝】

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