大阪球場はしばらく住宅展示場になっていたが、その後「なんばパークス」という大型商業施設になった。




この建物の屋上に南海ホークスの記憶をとどめる「南海ホークスメモリアルギャラリー」がある。
一度場所は変わっているが、エレベーターホールを利用した小さな展示場だ。

このことも何度か触れたが、ここには南海ホークスでもっとも偉大な選手だった野村克也の記録は一切ない。

歴代監督のところに「野村克也」の名前こそあるが、MVP5回の記録や、三冠王などの記録もない。
杉浦忠や鶴岡一人などは、ユニフォームや写真が展示されているが、野村克也に関するものは何もない。
「なんばパークス」が建つ際に、南海電鉄が野村に打診したが「私は西武ライオンズOBだから」と一切の資料提供を断ったという。

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いつもここに来るたびにそのことが頭に浮かぶ。しかし、野村の名前がないというのは、ちょうど半世紀で幕を下ろした南海ホークスの歴史の最も重要なピースがないということだ。

野村克也の亡骸はヤクルトスワローズのユニフォームが着せられたという。監督としては最も成功を収めたチームだからそれはいいと思うが、選手野村克也は何をおいても「南海ホークス」だった。

晩年の野村は南海についても、鶴岡一人についても悪い感情は薄れていたと思う。
ほとぼりが冷めれば、野村にまつわる記録やミット、バットなども展示してはどうかと思う。

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2019年E.エスコバー、全登板成績

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