日刊スポーツ
日本高野連は19日、大阪市内で理事会を開き、9月上旬に台湾で行われるU18アジア選手権に出場する高校日本代表の監督に、明徳義塾(高知)の馬淵史郎監督(64)を選任したと発表した。

56歳の永田裕治監督の後任は8歳上のこの人だった。



今の高校野球界で、守旧派の惣領の一人だろう。人当たりはいいし、人間的には魅力的だが、野球界の未来についても、高校生の健康についても「おら知らねえ」タイプだ。ヘビースモーカーでもある。

ただ、世間の動きに対して敏感で、世論に迎合することはたくみだ。

2018年には市川悠太一人を酷使してほとんど潰してしまったが、昨年は、林田大成、山田圭祐、新地智也という3投手を繰り出した。世間の風当たりを交わすのはうまいし、記者のあしらいも上手だ。

しかしこの監督が「球数制限」や「選手の将来」について何かを考えているかと言えばそうではない。

明徳義塾は春夏合わせて38回も甲子園に出場し、優勝も1回しているが、伊藤光や森岡亮介を輩出した程度。投手は一人も成功していない。

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楽天の石橋良太に多少の期待がかかるが。

昨年、あれほど失敗しながら日本高野連のおじさんたちは、U18監督のポストをプロや大学側に明け渡す気は毛頭ないようだ。
ただ「勝つ」だけなら馬淵監督は達者な采配をするだろう。

何となく、の話ではあるが「球数制限」の議論で、日本高野連が曲がりなりにも前へ進もうとした昨年を経て、今年は「守旧派」の巻き返しが始まっているような気がする。

ここにもかけないが、いろんなポストの交代人事を見ていると、陰湿な人事がうごめいているのではないかと懸念している。


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