NPBは遅くとも4月24日の開幕を目指している。現在のNPBとMLBのペナントレースの月間の試合数を調べてみた。
各球団で多少のばらつきはあるが、2019年のNPBと、2020年にNPBが投手予定していた月次のレギュラーシーズンとポストシーズンの試合配分、そしてMLBの2019年の試合配分。
2019年までのNPBは、最大で月間25試合を消化し、原則として9月末でレギュラーシーズンを終了していた。中にはこぼれるケースはあったが、10月初旬にポストシーズンをスタートし、10月中に終わっていた。
しかし今年は東京五輪のためにオールスター明けの7月21日から8月13日まで試合がない。そのために、前年は3月29日だった開幕を20日にして前倒しで試合を消化。5月も例年よりやや試合消化が多かった。そして9月も試合数を多くして、10月上旬にペナントレースを終了。11月初旬からポストシーズンと言う予定だった。
NPBは半年、およそ180日で143試合を消化する前提だ。その中で今年は特殊なスケジュールだった。
しかしMLBは同じ180日で162試合を消化する。2019年のスケジュールを見ても、NPBより過密で、月間の休養日が3~4日しかない。
MLBのスケジュールを見ると、日本のペナントレースはかなり緩やかなことがわかる。プロ野球選手会は過密なスケジュールにならないようにNPBに申し入れるのが常だが、選手会がMLBより緩いこの日程を「過酷」だとする根拠がよくわからない。NPBの移動は最大でも数時間。新幹線が多いが、MLBは10時間近い移動もあり、飛行機を使うことが多い。それでもMLBの選手はクレームはしない。
NPBのスケジュールは緩やかだから、毎年多くの全試合出場者が出る。この記録はろくなものではないので、なくなっても良いと思う。むしろベンチ入り人数を増やして、選手交代を頻繁にすべきだと思う。
NPBのスケジュールは、もっと過密にできる。ダブルヘッダーも実施すれば消化は可能だ。5月スタートとなっても143試合をしっかり消化してほしい。
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MLBのスケジュールを見ると、日本のペナントレースはかなり緩やかなことがわかる。プロ野球選手会は過密なスケジュールにならないようにNPBに申し入れるのが常だが、選手会がMLBより緩いこの日程を「過酷」だとする根拠がよくわからない。NPBの移動は最大でも数時間。新幹線が多いが、MLBは10時間近い移動もあり、飛行機を使うことが多い。それでもMLBの選手はクレームはしない。
NPBのスケジュールは緩やかだから、毎年多くの全試合出場者が出る。この記録はろくなものではないので、なくなっても良いと思う。むしろベンチ入り人数を増やして、選手交代を頻繁にすべきだと思う。
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MLBは、世界から集まった中で更に選りすぐられたトップレベルの26名×30球団。
かたやNPBは、基本的には日本国内で叩き上げられた29名×12球団。
出場選手の入れ替えもNPBほど自由ではない中で(候補者たる傘下選手は多く抱えられますが)、「連戦に耐えられる体力があること」そのものがMLBプレイヤーの条件です。
ブログ主ご自身がよく指摘されているように、身体のケアに関する選手の知識・意識にも差があるようですし、集団が持っているポテンシャルそのものが異なるのだから、同じ働きを求めてもしゃーないでしょう。
143試合+最大16試合が適正値であるか否かに検討の余地があるのは賛成ですが、「あっちが過密だから、こっちも詰め込める」というもんでもないでしょう。
baseballstats
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