伊藤正浩さんは、仙台在住の野球史家。少し前までよくお目にかかって話をしたが、最近はご無沙汰だ。「東京野球ブックフェア」があればまた会えたのだが、3月22日に予定されていた今年の会は中止になってしまった。
伊藤さんは文献や新聞などを丹念に調べて、仙台の野球を調べている。その成果を朝日新聞宮城版に発表してきた。
掲載されるたびにメールを頂戴していたが、このほど完結した。第1回からの連載のリンク。

「ハーレル」が伝えた熱狂(04/03)
「昂」の字持つ2人のエース(04/17)
長い中断もたらした事件(05/08)
1世紀前、夢追った女学生ら(05/22)
仙台初の球場、突然の幕(06/05)
大正時代、軍隊が熱戦(06/19)
令和最初の夏、「悲願県」卒業!?
応援団、気迫の「雨か嵐か」(08/06)
戦時下「幻の甲子園大会」(08/14)
進駐軍VS.名投手・若林忠志(09/11)
球場第1号、塩釜のどこ?(09/25)
丘の頂上、伝説の舞台建設(10/09)
全米軍呼んだ伊勢親子(10/30)
ベーブ・ルースに街中熱狂(11/13)
沢村に沸くスポーツマン球場(11/27)
スタルヒンも出場、澱橋球場(12/11)
狭くて本塁打続出、評定河原(01/08)
殿堂、初回に選ばれた押川清(01/23)
石巻野球界の父、毛利理惣治(02/05)
県内初の始球式、いつ?(02/26)
仙台発の文化、試合前挨拶(03/18)

仙台と言う地方都市で野球がいかに普及したか、地域独自の「野球文化」がどのように醸成されたかを知ることができる貴重な連載だ。

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これ、書き足して新書本にすれば格好の読み物になると思う。


年度別チーム第1号本塁打は俺だ! 広島編

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