1993年のオリックスは、70勝56敗4分で3位に終わった。

イチローは2年目、まだレギュラーを取っていなかった。しかしファームでは圧倒的な成績を挙げていた。94年に就任した仰木彬新監督は、新井宏昌コーチの進言もあってイチローを抜擢。登録名も鈴木一朗からイチローと改めた。

両年の打線

1993-94Orix


前年のオリックスは、藤井、石嶺、タイゲイニーが主軸の打線だった。しかし94年は石嶺がFA宣言をして阪神に移籍。
キャブレラが加入したが、藤井、タイゲイニーの不振もあり長打力は急減。しかしそれを上回るイチローの大活躍もあって、68勝59敗3分で2位になった。

小川博文、福良淳一と言う内野手が打撃好調だった。また田口壮も売り出した。
この年に岡田彰布がオリックスに移籍していることにも注目。今年の鳥谷に似て阪神を自由契約になって、キャンプ前にオリックスと契約した。

イチローと岡田はチームメイトだった。これもちょっとしたトリビアだ。


年度別チーム第１号本塁打は俺だ！　広島編

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