選抜の救済措置を、と言っているうちに4月になった。全国の春季大会が軒並み中止になっている。

沖縄県は4月12日まで、無観客で春季大会を行っている。

そもそも、高校野球の春季大会は、どんなに勝っても甲子園には行けない大会だ。しかも、終わって1か月もすれば夏の甲子園の予選である各県選手権大会が始まる。
もともと、あまり意義がないのに続けている。
主催は各地の新聞社などだが、「一度始めたらやめられない」日本人の惰性の強さを表している。
春季大会は見直すか、廃止にすべきだ。

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その代わりに、選手権大会の予選を早めに開始して、十分に試合感覚をとって予選をやるべきだと思う。

さらに言えば、トーナメントではなく、リーグ戦で予選を行うべきだ。そうすれば弱いチームも一定数の試合を確保できる。

4月から7月中旬まで、たっぷり時間をとって1部、2部などのランク制を敷いて、全国の球場でリーグ戦をすれば、試合間隔は広くなり、選手の負担も軽減される。

リーグ戦にすれば各リーグの優勝者や投打の成績優秀者も見えるようになり、話題性も高まるだろう。

新型コロナウイルスは、未曽有の災厄ではあるが、硬直して何も変えることができない高校野球にとっては、「災い転じて」にする好機になると思う。

来年の春からそうなればいいと思う。望み薄とは思うが、そういう機運が起きないか?


年度別チーム第1号本塁打は俺だ! 広島編

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