報知
プロ野球が、1軍公式戦に出場可能な「出場選手登録」の人数を拡大する可能性があることが3日、分かった。新型コロナウイルスの影響下で開幕を目指すにあたり、有事に備えて、現行の29人から40人程度まで一気に増やす特例が検討されているようだ。


もともと私は、NPBの29人枠には疑問を持っている。
MLBのロースターは26人だが、その外側に40人枠がある。40人枠の選手はメジャー契約であり、26人のアクティブロースターとは頻繁に入れ替えがある。
2019年までは9月からは40人枠がそのままアクティブロースターに広がったが、今年からは28人枠になっている。
そういう部分は変更になったが、40人枠は、長いペナントレースを戦う上では実に有効に機能している。

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NPBは、29人の支配下登録枠、25人のベンチ枠だが、29人枠から外れると最低でも10日間は再登録できない。だから、ファームから選手をなかなか上げにくい。

40人枠をMLBの40人枠と同じように使えばいい。これがあれば、ファームのめぼしい選手をあらかじめ40人枠に入れておいて、即座に出し入れすればいい。

NPBでは、全試合出場した選手が15人もいた(セ8人、パ7人)。MLBは6人だ(ア5人ナ1人)。これは、NPBのペナントレースが、そんなに厳しくないということでもあるが、多くの選手にチャンスを与えていないということでもある。

今回は新型コロナウイルス対策で、ということだが、恒久的に40人枠を設定して選手起用を弾力的にすべきだと思う。


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