時事
ソフトバンクは7日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて3月31日から活動を休止しているチーム活動を、今月9日から再開すると決めた。本拠地の福岡ペイペイドームとファーム施設のタマホームスタジアム筑後を利用した自主練習を17日まで行う。
選手からの要請があったからだという。福岡県にも緊急事態宣言が発令されたが、

感染リスクを最小限に抑えるため、二つの施設で午前と午後、さらに投手と野手のグループに分けて実施する。

リスクを抑えるというが、野球選手が集まるだけでリスクになる。報道陣はシャットアウトするにしても、スタッフもでてくることになる。
グループ分けするということだが、おそらくはトレーナーやコーチも出てくることになるのだろう。

これ、全部リスクである。

MLBは3月15日、各選手にキャンプ地残留、本拠地で調整、帰宅の3つの選択肢を与えて解散した。あとは自己の判断である。選手は独自にトレーナーを雇ったり、仲間内で練習をしたりすることになる。中には不摂生をしてコンディションを崩す選手もいるだろうが、それは自己責任だ。同じチームの選手が10人以上も集まるような状況は起こらないだろう。
「コンディションを自分でいかに維持、向上させるか」と言う与えられた課題に、選手個々が取り組むという感じだろう。

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しかしNPBの選手はこの期に及んで「練習場所を提供してください」「練習の指導をしてください」「練習しろと言ってください」と要求しているように思える。
子どものころから指導者に「ああしろ」「こうしろ」と言われて育ってきた野球選手は、自分で考えて練習することができないのではないかと思う。

国は緊急事態を宣言したのである。国、社会を守るために人々は活動を8割以上停止すべきなのである。わざわざその時期に集まる必然性は全くない。

緊急事態宣言が出た地域の少年野球も全部活動を停止した。

みんないい年した大人なのだから、これから1か月、家にいて、自分で体調を整えるべきである。それが今、プロ野球選手が選択すべき行動である。


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