西本阪急10年目は、2位近鉄に14ゲームをつけての圧勝のシーズン。
野手陣
大きな入れ替えがあった。東映から種茂と大橋が入団、阪急からも岡村と阪本、投手の佐々木誠吾が移籍。正捕手と正遊撃手を交換する形となった。
福本が106盗塁のNPB記録でMVP。加藤、長池に新外国人ソーレルの中軸も強力。さらに新加入の種茂と大橋がダイヤモンドグラブと、パ・リーグでは圧倒的な戦力となった。
この大型トレードは大成功だったのではないか。
投手陣
山田が引き続きエースの働き。ここに足立、米田が続く。米田の不死身ぶりには驚く。
注目すべきは児玉だろう。技巧派の右腕だが、救援だけで10勝を挙げている。戸田とともに、救援専門で活躍した。
そろそろ投手の分業が見て取れる。
1953年関根潤三、全登板成績【オールスターにファン投票1位で選出の年】
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投手陣
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注目すべきは児玉だろう。技巧派の右腕だが、救援だけで10勝を挙げている。戸田とともに、救援専門で活躍した。
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ペナントレースが独走だったため早期から打倒ジャイアンツに焦点を絞って迎えた日本シリーズですが、福本が抑えられたこと、山田が不調になったことなどが祟りまたも涙をのみました(考えすぎたのではないかという評もあった)。押しまくったにもかかわらず勝利を逃した第2戦が悔やまれます。
この年はパ・リーグの危機と言われた年で「パ・リーグは解体されて2球団にまとめられ、セ・リーグに吸収される」とすら言われていました。そのため「ブレーブスには何としてもジャイアンツに勝ってもらわねばならない」とすら言われていたのですが、結果は無念の極みになりました。
ただ、ジャイアンツは2リーグ制の維持に動いたそうで、その理由は「同じリーグでペナントレースを行った場合、ブレーブス相手では不利」」という発想もあったとか。とかく日本シリーズで勝てなかったため二流扱いされることもあるこの時代のブレ―ブスですが、戦力は非常に充実していたことを物語る話です。
それから、ユニフォームがカラフルになりました。その後、強いブレーブスの象徴ともいえるものになります。
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