81歳のホームレスを執拗に迫害して殺害した事件は、絶対に許せない。犯人には厳しい罰を与えてほしい。
また、5人の容疑者の内、4人が関与していた(現役2人、元2人)朝日大学硬式野球部は、監督が辞任したが、それだけで済ませる話ではない。事実関係が明らかになれば、廃部にすべきだと思う。
野球部の体質そのものが、こうした痛ましい事件を起こす人間を生んだという一面が否定できないからだ。
しかしながら、5人は未成年だ。実名は警察では公表しないし、メディアも明らかにしない。未成年に対する配慮からだ。19歳と20歳ではこうも扱いが違うのか、と思うかもしれないが、それが未成年に対する民主主義国家の基本的な考え方だ。
例外的に、極めて悪質な事件で、犯人の極刑が確定した場合、メディアがあえて未成年の実名を公表する場合もある。
最近では、犯行時18歳だった2012年、光市母子殺害事件の犯人の死刑が確定した際に、朝日新聞などのメディアは、実名を公表した。社会的影響が大きいうえに、犯人に更生の可能性がなくなったからだ。
朝日大学野球部の事件は、そうではない。5人の容疑者、厳罰に処してほしし、朝日大野球部の責任もしっかり追及してほしいが、5人には更生の余地がある。彼らが今後生きていくうえで、厳しすぎる桎梏を与えることはできない。
しかし、ネットでは「実名晒し」をする「特定班」が横行している。
Twitterで私に絡んできた人物が、顔写真入りの朝日大野球部の名簿をさらした投稿をリツイートしていたので、それを指摘したら
「いずれ明らかになることだ」と返してきた。容疑者の実名が公表されることはあり得ないのだが、この手の連中は、そんなことさえ知らない。きわめてレベルが低い。
安っぽい正義感で、社会的に許されない行為を平気で行うのだ。
当然ありうることながら、その中に、無関係の人間も混じっていた。
AERAによれば
岐阜ホームレス殺害事件 ネット上で犯人と誹謗中傷された朝日大の野球部員が訴訟検討
私は、件のTweetでからんできた人物のリツイートの証拠を、資料として提出しようと考えている。しかるべき制裁を受けてほしいからだ。
ネット上で匿名でこういうことをする人間は、人間の屑だと思う。インターネットと言う文明の利器を貶め、本来備わっている様々な「自由」を制限することにつながってしまう。
今や個人の秘密や実名を調べることは、それほど難しくない。しかしそれを世間に公表するには、それなりの責任が伴う。
匿名で正義面をする人間は、自身がやっている行為が、まともな感覚の人間ならやらない「最低の行為」であることを認識すべきだ。
1953年関根潤三、全登板成績【オールスターにファン投票1位で選出の年】
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しかしながら、5人は未成年だ。実名は警察では公表しないし、メディアも明らかにしない。未成年に対する配慮からだ。19歳と20歳ではこうも扱いが違うのか、と思うかもしれないが、それが未成年に対する民主主義国家の基本的な考え方だ。
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朝日大学野球部の事件は、そうではない。5人の容疑者、厳罰に処してほしし、朝日大野球部の責任もしっかり追及してほしいが、5人には更生の余地がある。彼らが今後生きていくうえで、厳しすぎる桎梏を与えることはできない。
しかし、ネットでは「実名晒し」をする「特定班」が横行している。
Twitterで私に絡んできた人物が、顔写真入りの朝日大野球部の名簿をさらした投稿をリツイートしていたので、それを指摘したら
「いずれ明らかになることだ」と返してきた。容疑者の実名が公表されることはあり得ないのだが、この手の連中は、そんなことさえ知らない。きわめてレベルが低い。
安っぽい正義感で、社会的に許されない行為を平気で行うのだ。
当然ありうることながら、その中に、無関係の人間も混じっていた。
AERAによれば
岐阜ホームレス殺害事件 ネット上で犯人と誹謗中傷された朝日大の野球部員が訴訟検討
私は、件のTweetでからんできた人物のリツイートの証拠を、資料として提出しようと考えている。しかるべき制裁を受けてほしいからだ。
ネット上で匿名でこういうことをする人間は、人間の屑だと思う。インターネットと言う文明の利器を貶め、本来備わっている様々な「自由」を制限することにつながってしまう。
今や個人の秘密や実名を調べることは、それほど難しくない。しかしそれを世間に公表するには、それなりの責任が伴う。
匿名で正義面をする人間は、自身がやっている行為が、まともな感覚の人間ならやらない「最低の行為」であることを認識すべきだ。
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流されている件もそうですが、この手の話を見るたびに自戒も込めてですが
なんだかなあと思ってしまいます。
この人たちは大まかに、ゲーム感覚で楽しんでいる愉快犯と
自分の行動の結果が社会を良くすると思い込んでいる正義マンに分かれますが
悪質さは同等、面倒くささは後者がより上ですね。
この手の人たちは、なぜか自分の意見を「社会の代表」とすぐに
変換します。実際はどこまでいっても「個人の価値観」だということを
簡単に忘れてしまえる。主語の大きさと反比例して
想像力が圧倒的に足りていないんですね。
「自分だけは別」だから、批判を受けるべき対象には何をしてもいいし
本当かどうか確定していないようなことも、考えなしに容易く拡散する。
あとで事実無根と判明しても、今回は間違えた"かもしれない"が
そもそもの原因は過剰に批判の対象を保護する仕組みの方にあり
この考え方・姿勢は常に社会に必要なことだと正当化してさっさと忘れてしまう。
まともな感覚の人間ではないから、「最低の行為」であることを認識できないわけですが
これを解決するのは一朝一夕にはいかないでしょうね。
ある程度人格形成されてからだと、根本的な修正が非常に困難なので
インターネットを介した発信が老若男女当たり前になる時代
今後少年期の教育で特に重視していくべき点だと思います。
baseballstats
がしました