MLBの2020年コロナ禍シーズンは、よく考えられていると言えるのではないか。


日刊スポーツ

MLBの今季開催要項が11日、オーナー会議で協議され、7月4日の独立記念日に無観客で開幕することを目指し、レギュラーシーズン82試合と14チームによるプレーオフを開催などでまとまった。ア、ナ両リーグ混合で東西中の3地区に分かれ、他地区との対戦を基本的に行わず、日本人対決も限定的な顔合わせとなる。選手に陽性者が出た場合もシーズンを続行する、大胆な計画も明らかになった。

この考え方を表にすればこうなるのではないか。

MLB2020


通常は縦のリーグで仕切ってペナントレースをするが、今年は横の地区割でペナントレースをする。同一地区同一リーグの試合がベースで、これに同一地区他リーグとの交流戦を組み合わせて82試合と言うことだ。
移動を限定することで、感染のリスクを下げるともに移動のコストを削減しようということだろう。

注目すべきはポストシーズンだ。各地区ワイルドカード2枚を含む14チームによるプレーオフ。これは、ポストシーズンの盛り上がりと興行収益に期待しているのだろう。

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NPBがポストシーズンを日本シリーズだけにして、120試合程度のペナントレースをやるのとは対照的だ。

NPBは例によって「やること」「続けること」を第一に考えている。MLBはどうせやるなら「注目を集めよう」としている。

ポストコロナの考え方でも日米では大きく違ってくるのではないか。



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