明日には、日本高野連は「夏の甲子園」の中止を決めると考えられている。万策尽きたというところだろう。

まだ大都市圏は、緊急事態宣言が解除されていない。そしてインターハイなど他の競技の夏季全国大会も中止になっている。そんな中で、高校野球だけが「夏の甲子園」を開催できる可能性は、ほとんどない。
強行すれば、多くのリスクを伴う。そして社会の理解も得られないだろう。

スポニチ
夏の甲子園 開催への署名活動展開中 元高校球児が立ち上がる 18日現在4200人超

これやってるのは、私の高校の後輩の野球人のようだ。
「コロナ禍の中、判断は難しいでしょうが、感染者数も減少傾向にあり、緊急事態宣言解除も検討されている今、対策を施すことで実施できるのではないかと考えています」
仮に開催が決まったとして、予選はどうするのだろうか?学校も始まっていないのに、野球部の部活だけを先に始めるのか?試合中の感染症対策を万全にすることができるのだろうか?

「対策を施すことで実施できるのではないかと考えています」
しっかりしたエビデンスを出せるのだろうか?いい年した大人が、感情論だけで、モノを言っているようにしか思えない。

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Chenge.Orgで1万の署名を集めるそうだ。これはあまりにも小さい数字だ。検察庁の定年延長問題では、Twitterで1000万の賛同が集まったというが、100万くらい集まらないと、物事は動かないだろう。

「インターハイが中止になりましたが、甲子園は開催するそうです、あなたはどう思いますか」というアンケートをとれば、圧倒的に否定的な意見が多くなるはずだ。

Chenge.Orgでは「子供達の二度と帰ってくることのない学生時代の挑戦を奪う権利は誰にもないと思います。」と言っているが、それは野球だけでなく、すべてのスポーツに通じることだろう。すでに競技をあきらめた他のスポーツの選手や親がきけば、腹立たしく思うのではないか。「いや、高校野球は他のスポーツと違うんです。特別なんです」ということなのか?
社会性がないこと甚だしい。今は、その「権利」を停止せざるを得ないほどの非常事態だということだ。

署名は今日1万に達して日本高野連に届けられるそうだが、数的に言ってもこの程度しか集めないのなら、やらない方がましだと思う。

これからは、「今後の高校野球をどうするのか」広範に議論していくことが重要だ。安っぽい感情論では何も変わらない。


2018・19年髙橋遥人、全登板成績

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