昨日の大阪府独自の専門家会議では、驚くべき意見が次々と出ていた。

MBS
 会議では、専門家から“大阪府内で最も感染が広がったのは3月28日頃だ”とする見方が示され、国の緊急事態宣言の効果を疑問視する意見も出ました。
(吉村知事)「ピークアウトするのに、外への自粛は影響があったのか?なかったのか?」
(大阪大学・中野貴志教授)「データを見る限り関係はなかったと思います。」
(吉村知事)「緊急事態宣言も営業の自粛も、全く効果はなかったということですか?」
(中野教授)「なかったと思います。」

専門家は、ソーシャルディスタンスも、必要はなかったと言った。「マスクをしていたら、人との距離を取る必要もなかった」とのことだ。

中野教授は大阪(日本)における新型コロナウイルスの感染拡大の特徴として「自然減の傾向が強く、欧米のような感染爆発は起きない」「収束スピードは一定で緊急事態宣言の効果は極めて限定的」「クラスター対策班によるターゲット戦略は効果的であった」などの分析結果を発表した。

この通りだとすれば、日本中がすさまじいエネルギーをかけてやってきた「自粛」のほとんどが意味がなかったということになる。
ホリエモンが「そら見たことか」と言いそうだが、新型コロナウイルスについては「誰にも正解がわからない」のだから誰かを責めるわけにはいかないだろう。ここまで徹底したからこそ、見えてきたことだ。

専門家は今後の感染症対策は「飛沫」の問題に絞り込むべきだという。今の感染者は、昼カラオケの利用者とホストクラブ関連が多くなっている。ともに感染者の飛沫を直接浴びやすい状況だ。

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特に室内で「マスクをせずに大声で話さないこと」が、重要になってくるのではないか。
そういう意味では「野球観戦」は、屋外中心だから問題がなさそうだが、密集状態で大声を出すのは今後も厳しそうだ。

これからの応援スタイルは、みんながマスクをして、音楽に合わせて手拍子をするのが基本になるのではないか。みんなで大声を出して応援歌を歌うスタイルはNGになると思う。

私にとっては、あほの子のお遊戯みたいな今の応援スタイルがなくなるのは喜ばしい。


2018・19年髙橋遥人、全登板成績

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