NPB公式サイト
プロ野球12球団と日本野球機構は、開幕までに選手、監督、コーチ、球団スタッフ、NPB審判員らに対して新型コロナウイルスのPCR検査を実施、検査を受けた計2186名全員の陰性判定を確認いたしました。

これは朗報なのか、そうではないのか。

PCR検査でわかるのは、「今、ウイルスを体内にもっているか、どうか」だ。検査ではそれがなかったということだ。

巨人が実施したように、抗体検査を合わせて実施していたらどうなっただろうか?

日本で最も感染者数が多い東京都でも抗体陽性者は0.1%だそうだから、もし抗体検査をしていれば、2~3人は陽性になった可能性がある。

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プロ野球界には、少なくとも現時点で新型コロナウイルス感染者はいない。このこと自体は朗報ではあるが、抗体を持っている選手は、今のところ巨人の坂本、大城と名前が出ていない2人、さらに阪神の藤浪、長坂、伊藤隼太だけということになる。

つまりそれ以外の選手、関係者は今後、感染の恐れが高いということだ。

台湾は開幕して3か月がたつ。今は球場のキャパの4割まで観客を入れているが、感染者は出ていない。しかも選手、スタッフのPCR検査もしていない。
なぜ、それが可能かと言えば、国内での感染者が4月以来ほとんど出ていないからだ。1か月に1~2人陽性者は出ているが、海外からの渡航者で検疫で引っかかって隔離されている。
ようするに国家レベルで新型コロナを完封しているのだ。

日本の場合、少ないとはいえ毎日数十人の感染者が見つかっている。ほとんどが東京と大阪だから、プロ野球選手が感染する可能性は低くはない。

プロ野球は7月10日から有観客を目指すと決めたが、観客席の防疫をどうするかは、非常に重要なポイントになるだろう。
声を出しての応援の問題、ファンと選手の交流など、厳しいルール化が施されるのではないか。


2018・19年髙橋遥人、全登板成績

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