昨夜は1試合だけだったが、本当に面白い試合だった。

DeNAと阪神2回戦は、展開が目まぐるしく変わる素晴らしい試合になった。

阪神は先発の岩貞から能見、谷川、岩崎と4人の投手が失点。味方が点を取っても取り返される。
阪神の悩みは救いがたいと思った。

6回にオースティンの逆転2点タイムリーが出てDeNAがリードを奪うと、阪神ベンチにも負けムードが漂っているように見えた。

それにしても無観客試合では、いろんなことが鮮明に見えてくる。DeNA国吉のすさまじい速球。最速158㎞/hがうなりを上げていた。

石田は左だが、スプリットを投げていた。左腕のスプリットは非常に珍しい。

そのあとに出てきた山﨑康晃は、球速は150㎞/hそこそこだが、コントロールが違う。その上に、グンと上がってから鋭く小さく落ちる2シームが絶妙の位置に決まっている。これは勝ちかと思ったが、この日の山﨑は空振りを奪うことができない。
二死からマルテを歩かせる。ここで植田海が代走に。山﨑は2球続けて牽制球。
え?である。山﨑といえば「プロ入り以来一度も牽制をしたことがない投手」だったはずだ。
あれって古い情報だったのか?去年あたり牽制し始めたのか?
と思っているうちに植田が盗塁。微妙なタイミングだったが、セーフ。大山も歩かせて、まだ1本も安打を打っていないサンズに逆転スリーランを打たれた。

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裏に藤川球児が上がる。藤川も前の登板では救援に失敗している。山﨑よりさらに遅い速球とフォーク。ソトを歩かせ、オースティンに安打を打たれ、二死後宮崎にぶつけて満塁。
ここで打たれれば、藤川の名球会入りはないだろうと思えたが、楠本を左飛に打ち取った。

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このドラマにはしびれた。

山﨑の牽制球にどんな意味があったのかは、本人のみぞ知るだが、この不思議なプレーが試合の流れに微妙な影響を与えたのだ。

こういうことがあるからプロ野球は本当に面白い。


2018・19年髙橋遥人、全登板成績

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