原辰徳監督の「賭けゴルフ」問題。巨人軍の抗議があったが、新潮砲は第2報を出した。





巨人「原監督」の賭けゴルフ、愛甲猛氏も証言 「巨人のレートには驚いた」

原監督のドラフト同期、愛甲猛が、テレビのゴルフ番組の時に「原監督と握った、高いレートだった」と語ったとのことだが、大事なのは「いつの話なのか」ということだ。
この記事では「90年代から」と書いているが、20年以上も前の話ということになる。

さらに
巨人「原監督」の賭けゴルフ、球団コーチとも 犯罪的“握り”をメンバー告発

として、生々しいゴルフ賭博について書いているが、これで原辰徳監督の身辺がヤバくなる可能性はほとんどないだろう。

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「賭けゴルフ」は、今も昔も違法行為ではあるが、昭和の時代までは誰もその違法性を指摘しなかった。「賭け麻雀」と同様、マスコミも世間もそれを容認していた。警察もやくざを引っ張るための「別件逮捕」に利用する程度で、一般人を逮捕することはなかった。

平成以降、コンプライアンス意識が高まって、だんだんに「違法なものはダメ」となってきたのだ。
愛甲の話が1990年代の話だとすれば、それが100%真実だとしても、罪に問われることはないし、社会的非難を浴びることもない。「昔はそうでしたね」という話だ。

2本目の話はもう少し最近の話のようだが、それでも「過去」の話である限り、インパクトはない。
ここ1年以内に、どこのゴルフ場で、だれとどんなレートで賭けゴルフがあって、現金収受がこのようにあったということが、噂レベルでなく、明々白々にならない限り、原監督の足元は揺るがない。
また告発者も必要だろう。「文春砲」ならそこまでやるだろう。
もっと言えば、ゴルフ場に張り込んで金を渡すところの写真まで撮るだろう。

メディアの後追い報道が少ないのをみても「新潮砲」は弱いとみられているのは間違いない。

巨人は、必要以上に抗議をして、あたかも「ゴルフ賭博」を容認しているように見られるのは困るから、深く突っ込まないだろうが、この話が大きなスキャンダルになる可能性は限りなく少ないだろう。

決定的なファクトが欲しいところだ。


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