日本のプロ野球では「なぜ失敗したんだ」というお説教をする人が結構いる。

今のプロ野球では、巨人の原監督が多いように思う。
7月1日、澤村拓一が2四球で1死一、二塁のピンチを招いて降板するとベンチで横に座らせて説教したという。
記者団には
「四球というのはなかなか計算できないよね。計算していたら出せないよね、投手を。何とかチームが困っている時に沢村が、もうリーダーなんですから。何とかしてもらいたいなというのはありますね」
澤村は涙を流したという。

メディアは「愛の鞭」風の報道をしているが、私は不思議で仕方がない。32歳の十分の実績がある投手が、自分の持ち場で四球を出せばどうなるかくらい、わからないはずはない。それでも出してしまうのが「野球」というものだ。

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四球を出した投手に「なぜ四球を出したんだ」と後から責めたって仕方がないのだ。ダメなことはみんなわかっているのに、なぜ指揮官がメディアの見ている前で説教を垂れるのか?全く理解できない。

要するに原監督は、指揮官として「やってる感」を世間にアピールしたかっただけだろう。「こんなに四球を出すな、と言っているのに澤村ったら、もう」というポーズを世間に示したかったのだろう。当代屈指の大監督にして、せこい発想である。

澤村は古いタイプの人間だろうから、責任を感じて涙したのかもしれないが、選手によっては「面前で恥をかかされた」と思うかもしれない。

使い物にならないと判断すれば、容赦なく澤村を外せばいいのだ。まだ使えると判断すれば、使えばいいのだ。指揮官は選手に一言「つぎもいくぞ」といえば、ベテランはすべてを察知するのだ。

くさい芝居は必要ないでしょう。こんなのスポーツじゃないし。


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