日本人はことあるごとに「〇〇すれば大丈夫!」と思いたい人々だと思う。

野球でいえば「〇〇高校に入れば大丈夫」「〇〇大学に入れば大丈夫」
事実、指導者の中には名門高校、大学の野球部を出ただけで、いろんなポストについている人が結構いる。
そういう人は、話を聞くと「俺の先輩は誰で、同期は誰で、後輩は誰で」という話を自慢げに言う。話題に出てくるのは、同じ学校の人だけだ。そういう人にも有能な人はいるだろうが、その心の底には「〇〇すれば大丈夫」があるように思う。同類、同族と一緒にいることで、無上の安心感を得るのだろう。

学歴だけでなく、資格やライセンスは本来、実力の証明であり、さらなる飛躍のためにあるためだが、日本では取得者が「どっこいしょ」と座るためにあるのだ。だから専門家と称する人に玉石混交が生じる。

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「公務員になりさえすれば大丈夫」「資格さえ取れば大丈夫」「正社員になれば大丈夫」。日本人にはそういう感じでちょこちょこっと頑張って、あとは適当にやっている(ように見える)人が多い。

フリーランスで仕事をしていると、そういう人はすぐにわかる。仕事は「前例主義」「横並び主義」で「前任者がやっているから」「他社もやっているから」。「自分の立場でしかものを言わない」。組織に波風を立てるようなことはしない。

私のような立場からすれば、そういう人の思考、行動パターンは読めるので扱いやすいのだが、仕事は全然面白くない。みんな「責任を取らなくて済む」ことしか考えていないからだ。

日本の国が、なかなかうまく回らないのは、いろんなポジションに「〇〇すれば大丈夫」と思う人が居座っているからだろう。

今回の新型コロナでも、当サイトにも「高齢者だけ気を付ければ大丈夫」というコメントがいくつか来たが、それが本当なら誰も苦労しないのだ。
新型コロナウイルスは、いまだに多くのことがわからず、どんな変異をするか、どんな人が重症化するのかがわからないから大変なのだ。

多くの日本人は「緊急事態宣言がなくなったから大丈夫」と思って行動を緩めたわけだ。実際には大丈夫なことなど、何もない。
事態に対して自分で考え、判断して自己責任で動くしかないのだ。責任転嫁はできない。


2007~2019の打者 vs 2020年の打者/10試合終了時打率比較・セ・リーグ

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