関西地区だけかもしれないが、昨日のMBS「中日-阪神」戦では、サブチャンネルで「セイバーメトリクスって何?」と題する中継が行われた。



サブチャンネルは、建山義紀、今成亮太が解説。そして株式会社DELTAの岡田友輔社長も出演していた。

昨日の試合は1-0という最小点差で中日が勝った。
中日は7回、先頭の福田が安打で出塁、続くルーキーの石川が犠打で送り、代打高橋周平の二ゴロで走者が三進。井領の内野安打で1点を取った。
これに対し、阪神は無死で走者が出た1回、6回にも送ることはせず。進塁打も打たず、得点につなげることができなかった。

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建山義紀、今成亮太の両解説者は、送らず、進塁打も打たせなかった阪神の采配は問題だといったが、DELTAの岡田社長は
「バント、スクイズ、エンドラン」は、アウトカウントを増やすだけで、統計的に見れば有効な作戦とは言えない。と語った。

これ、野球ファンの間では20年以上前から常識になっていると思うが、
「え?そうなんですか」
的な反応だった。

本放送のほうでも、アナウンサーが「今日は、サブで“セイバーメトリクスって何?”という放送を行っています」といっていたが、言いなれていないようでセイバーメトリクスをやたらゆっくり言っていた。「南蛮渡来のカステイラ」とか「人参という高薬を」みたいな物々しい言い方がおかしかった。

本放送でも大山悠輔の打席で
「大山は、セイバーメトリクスの、OPSという指標では1.0を超えています。OPSが1.0を超えればすごい打者だということです」
といっていた。OPSは出塁率+長打率、小学生でも計算できる初歩的な指標だが、それも全然定着していない感じだった。

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建山義紀は、MLBの経験もあり、セイバーはある程度知っている感じで「バント、スクイズをどう評価するかがNPBとMLBの大きな違いですね」と説明していた。この人の解説も好感が持てる。
しかし今成は「もっと勉強しないと」という感じだった。

セイバーメトリクス自身がそろそろ手あかがついて陳腐化してきている。日本の野球放送は周回遅れになろうとしている。


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