小さな体でリーグ屈指の長距離打者として活躍した内野手というと、右と左の違いはあるが、どうしても掛布が頭に浮かぶ。

スポニチ
ヤクルトの高津臣吾監督が28日、阪神戦(神宮)の試合前に27日に出場選手登録を抹消された山田哲人内野手(28)の抹消理由は上半身のコンディション不良で「本人は“今ぐらい(の状態)だったら続けてできる”と言ったが、状態が良くないのに試合に出すのも心が痛む。彼は“自分から休みます”とは絶対に言わないんだけど、フルスイングしている山田哲人をみんな見たいだろうし。難しい判断だったけど、そういう措置をとりました」と話した。

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はたから見てよほど状態が悪いように見えたのだろう。上半身のコンディション不足とはよくわからないが、上半身の筋肉を傷めているのか。
小さな体でフルスイングをする上に、塁上でもじっとしていない。今、最高の打者の一人だが、それだけに勤続疲労もあるのではないか。

キャリアSTATS

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このところ1年おきに好不調が続いている。昨年は、本塁打、盗塁こそ30を超えたが、打率はついに上がらず。どこか体が重そうな印象があった。

それでいけば今季は「表」のはずだったが、開幕から調子が上がらず。本人は出る意思があったようだが、ストップがかかった。

小さな体でチームを引っ張った掛布雅之は、手首の死球の後遺症や肩の故障などで30歳の1985年の優勝に貢献したのを最後に成績が急落、33歳で引退してしまった。そのことを思い出さずにはおれなかった。

青木宣親のように、軽量級の打者とは違い、山田は一発を求められるだけにつらいところだ。

そういう点では、吉田正尚なんかも気にかかるところだ。彼もすでに一回腰をやっている。小さな体で長打を飛ばす選手は、本当に魅力的だ。それだけに、リスクも大きい。

無理をして出場せずに、しっかり故障を癒してほしい。


2007~2019の打者 vs 2020年の打者/10試合終了時打率比較・セ・リーグ

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