巨人の北村拓己が試合前の円陣で藤浪を侮辱したと問題になっている。
東スポ
5日の阪神―巨人戦(甲子園)が行われた試合前のこと。巨人はベンチ前で円陣を組み、北村拓己内野手(24)が中心となってナインにゲキを飛ばしたのだが、この内容が問題となった。北村は「相手ピッチャー藤浪さんですけど、当てられる前にしっかりバットに当てて、初回からエンジン全開で行きましょう!」とやったのだ。

私的には「座布団1枚!」という感じだ。確かに今季の藤浪は死球は与えていないが、去年までは大変だったのだから、北村が言うのも間違っているとは言えない。選手は「気の利いたこと言う奴だ」と思ったことだろう。

ただ、これがSNSで拡散してしまった。

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この試合前の円陣の様子を、ツイッターの読売巨人軍公式アカウントが動画として配信すると、制球難に苦しむ藤浪をディスった内容とあって、またたく間に批判が集中。その後、当該動画は削除されたが、その動画は流出し、多くの野球ファンの知るところとなってしまった。


世間に広まって「藤浪に失礼だ」という論調になった。阪神球団も不快感を表したという。
どうなんでしょうか?
私も選手を揶揄する。ちょっとまえに田中賢介の解説を評価したら「お前は以前にディスっていたじゃないか」とtwitterでいわれた。それは田中がMLBに挑戦したときに「勘違いとしか思えない」と書いたことのようだった。

ディスる、つまり対象を否定したということなのだが、田中の実力でMLBに挑戦するのは「勘違い」レベルだ。それを「メジャーで夢をかなえてほしい」と書くようではブロガーの名がすたる。田中賢介の実力を考えれば「勘違い」は誠にまっとうな意見だと今も思っている。
でも、田中が嫌いでそういったのではないから、解説がよければ評価もする。
SNSでは頭の悪い人が、いっちょ前のつもりで発言するからこういう非難が出てくる。

私だって藤浪について「当てられる前にバットに当てろ」くらいは書きそうだ。去年まではそうだったのだから、不当とまでは言えない。でも、メディアに書けば削除されるだろう。

そういう「いっていいことのレンジ」がどんどん狭くなっている気がする。頭のあまりよくない人が、何でもかんでもネガティブは「悪口」だと思って非難するからだ。そういう人、必要ないですよ。
私は昨今の藤浪を応援しているがそれでも「まっとうな揶揄、皮肉」は、今後もどんどんしていきたい。


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