来週には折り返し点になる今季、120試合での最終打撃成績を算出してみた。
まずはパ・リーグ、各球団の試合消化数に応じて乗数した。
打撃ランキング順

30RK20200824PL


首位打者争いはオリックスで孤軍奮闘の吉田と柳田。柳田は本塁打も絡んでくるし、優勝争いも絡むが、吉田はそれらには無縁だから、吉田の方が有利ではないか。とにかく今季は、バットコントロールがよい。きれいな流し打ちの安打を何本か見た。

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最多安打は鈴木大地。四球が少ない分、得ではある。ただ高打率の吉田、柳田にも目があるだろう。

盗塁は一応西川だがこのカテゴリーはロッテの和田や荻野など伏兵がたくさんいる。西川はもう少し打率を上げたいところだ。

本塁打は中田翔が走る。意外なことに中田はキャリアハイが30本。本塁打王のタイトルには無縁だったが、今季は目の色が違っている。
これを2年連続本塁打の西武山川と、中田の高校の後輩の楽天浅村が追う図式。

すごいのは中田の打点だ。すでに当代屈指のRBIイーターではある。打点王も2回とってはいるが、今季は試合数を大きく上回る打点。これには浅村、山川も届かない。最終的には140点近くになる。
143試合制なら165打点となり、1950年松竹小鶴誠の161打点を抜くところだった。
それだけに少し残念だが、円熟期に入った中田の復活は喜ばしい。


2007~2019の打者 vs 2020年の打者/10試合終了時打率比較・セ・リーグ

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