ジョンズホプキンス大のサイトには、国別の日々の感染者数が公表されている。これの1月から8月23日までの日々の感染者数を棒グラフにすると、いくつかのパターンが見えてくる。
曲線の傾向別に3つ紹介したい。
まずは右肩上がり。つまり増加の一途をたどっている国。
実は世界の感染者数は今のところそういう曲線になっている。

01World


4月に急速に上がって一時期落ち着いたが、6月頃からどんどん増えている。最近は1日20万人である。ここへきて少し勢いが落ちているように思えるが、まだわからない。

世界のグラフに大きな影響を与えているのがアメリカだ。

02US


5月後半に下向きになりそうだったが5月25日に黒人男性が警察官に殺されて全米で抗議活動が広がって以降感染者が急増。このところ収まりつつあるのは、ニューヨーク州での徹底的な抑え込みが功を奏しているのではないか。

アメリカを追いかけるブラジル

03Brazil


少し勢いが落ちてきているが、アメリカの累積570万に対し360万まで迫っている。

そのブラジルを追いかけるインドは

06India


全く勢いが止まらない。310万を超えた。ただこの国の人口は13.5億もある。3億のアメリカ、2億のブラジルよりもはるかに感染者の密度は低い。ただ医療インフラは非常に遅れ、検査も不十分だから実際にはすでに世界一ではないか。

アルゼンチンも右肩上がり

04Argentina


ほぼインドと同じ状況。この国は今「冬」で感染拡大期にあたったことも大きいのではないか。中南米はいずれも右肩上がりだ。

メキシコ

05Mexico


感染拡大のカーブがやや鈍化しつつあるように思える。

最後に微妙な曲線を描いているロシア

07Russia


急速に感染者が増えていたが、ここへきて減っている。100万の一歩手前だがそれほど多くはない。しかしこの国は中国同様、平気でうそをつく国なので、このグラフが実態を表しているかどうかはわからない。


2007~2019の打者 vs 2020年の打者/10試合終了時打率比較・セ・リーグ

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