プライドの高い選手だけに、ごたごたをこれ以上長引かせたくないのだろう。

NHK
プロ野球 阪神 藤川球児投手 今シーズン限りで引退へ

右腕は手術が必要な状況だともいう。昨年4月に一度引退を表明して慰留された。しかし昨年後半にはクローザーとして復活。
名球会の条件である「日米通算250セーブ」が見えてきたために、今季も現役を続行した。

しかし肝心の速球の「切れ」が明らかに落ちていた。回転数が減っていたのだろう。本人が何よりそのことを知っていて、今回の発表となった。

キャリアSTATS

KyujiFujikawa


ファーム成績、高知での成績も合わせると、実に長い表になった。

MLBではほとんど活躍できなかったが、高知を経てNPB復帰後、35歳過ぎから復活したのは大したものだった。

球速が落ちても速球には勢いがあり、打者を圧倒することができた。
しかし寄る年波で、今年は出ると打たれるが続いた。

引退はやむを得ないが、気がかりなのは「あと5セーブを目指す」としていることだ。

ご祝儀的に、引退が決まった選手に相手チームが忖度をして、三振するのはよく見られるが、セーブとなれば試合の勝敗が絡んでくる。5セーブ、つまり5勝分もプレゼントしてくれるとは、普通、考えられない。
もし、藤川のためにわざとセーブを取らせるようなチームが出るとすれば由々しきことだろう。

普通で考えれば、引退宣言をした後も藤川は「戦力」であり続ける必要がある。

そんなことが可能なのだろうか？

IMG_3004




先発全員打点チーム／暫定版

私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください！
↓
好評発売中！