どうだろうか、NPBで活躍したのは9年も前のことだ。

桃園にある国立体育大学から大豊泰昭の引きで中日へ。CPBLでの経験は一切ない。

キャリアSTATS

Chen-2020


2005年にNPBデビューするも2006年にトミージョン手術。2007年終盤に復帰し、2008年から本格的に活躍。

スリークオーターからキレのある速球とスライダー、カーブ、チェンジアップを投げた。2009年には防御率1位。
NPBのキャリア終盤にはMLB移籍を意識していたのだろう。2シームを多投するようになる。
MLB挑戦を球団に訴えて自由契約となり、オリオールズに移籍。

エース格として3度二けた勝利。球威はそれほどなく、そこそこ打たれるが失点につながることが少ない技巧派として活躍した。

ただ故障が多く、連続して好成績を上げることは少なかった。2016年7月には左ひじの部分断裂がわかるが、2度目のトミー・ジョン手術はせずに田中将大同様、PRP療法でしのぐ。

しかしながら成績は下降気味で2019年限りでFAとなっていた。MLBでの年俸総額は96億円に達し、金に不自由しているわけではない。

ベテランの持ち味に期待しての契約だろうが、果たして通用するだろうか?

ロッテはチェン・グァンユウ(陳冠宇)と、チェン・ウェイン(陳偉殷)がいることになるが、登録名はどうなるか?


中日・ナゴヤ球場・ナゴヤドーム・シーズン最多本塁打打者/1950~1988、2007~2019

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