西武の相内誠は、千葉国際高校から入団して8年が経つが通算では21試合0勝7敗、ERA10.05と全く結果が出ていない。しかしその間に世間を騒がせること3度(正確には4度)。

入団前の2012年12月に仮免許違反とスピード違反、これで春季キャンプに参加できず。
2014年1月には未成年での飲酒喫煙、これで6か月の対外試合禁止、2018年には自らが運転する車が物損事故を起こし出場停止と運転禁止1年(これは表ざたにならなかった)、そして新型コロナ禍の今年4月、チームメイトの佐藤龍世の車で千葉のゴルフ場に向かう途中に89㎞/hオーバーで運転して佐藤がスピード違反で起訴。相内は、佐藤の3歳年上であり、先輩に命じられて運転をしていたと思われる。2人は球団から「無期限の対外試合出場禁止及びユニフォームの着用禁止」を申し渡された。

佐藤は起訴されて懲役3月、執行猶予2年の判決が出た。この選手は富士大から入団直後のキャンプですでに一軍に交じって練習をしていた。富士大ー西武は、山川穂高、外崎修汰、多和田真三郎と続くある種のエリートコースであり、注目されていた。

sato


それだけに無期限の謹慎処分が続くのは痛恨の極みだ。佐藤の場合、相内の「もらい事故」のような印象もある。相内とつるんでいたために巻き添えを食ったわけだ。もちろん23歳の大学も出た大人が、やっていいことと悪いことの区別もつかないのは恥ずかしい話ではある。

佐藤はおそらく来年には謹慎が明けて復活するだろうが、4度目の不祥事の相内は厳しいのではないか。西武はこうした不祥事が比較的多い球団だが、ここまでの「やんちゃ」は珍しい。契約解除になる可能性が高いと思う。

良く知られているように相内は児童養護施設育ちであり、不遇な環境を乗り越えてプロ野球に進んだ。しかし、以後は期待を裏切り続けている。野球に専念できない何かがあるのだろう。

今、私が取材している独立リーグの選手も、素材としてはプロも太鼓判を押す選手だが、言動が不安定でスカウトが敬遠した。話を聞いていても投げやりで、記事にまとめるのに苦労をする。おそらく自分でも苦しんでいるのだろうが、メンタル面で落ち着かず、それが結果にも表れてしまう。

野球だけでなく何事も「メンタルが重要」と言われる。相内もメンタルで失敗した選手ということになってしまうのだろうか?


中日・ナゴヤ球場・ナゴヤドーム・シーズン最多本塁打打者/1950~1988、2007~2019

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