スポニチ
阪神は12日、福留孝介外野手(43)、岩貞祐太投手(29)、岩崎優投手(29)、糸原健斗内野手(27)、江越大賀外野手(27)、小林慶祐投手(27)、木浪聖也内野手(26)、馬場皐輔投手(25)、小川一平投手(23)、浜地真澄(22)、およびスタッフ1人に制裁金を課したことを発表した。

新型コロナウイルスの問題は、感染した人間を処罰したり、その管理監督者の首を切っても事態の解決にはまったくつながらない。
ここまで市中感染が広がれば、一人で家にいて、こまめに手を洗い、うがいをし、入浴していても、感染するときには感染するのだ。

その前提で、社会全体としてリスクを下げるために「行動変容」をしていく必要があるのだ。
今、社会は過敏すぎた「新型コロナウイルス対策」について、見直し、反省し「適度な対応」を模索する時期に来ている。それだけ新型コロナを冷静に見ることができるようになってきたのだ。

しかし阪神球団は、親会社のCEOが「責任を問うべきだ」とメディアに語ったことに震え上がって社長の首を差し出し、それでも恐らくは内部的な混乱が収まらなかったために、選手やスタッフに制裁金を科した。確かに人数や「同じポジションを避ける」というルールを守っていなかったのは事実だが、このルール違反は「気を付けようね」で済ますことができるレベルだと思う。

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今後も阪神タイガースだけでなく、プロ野球で陽性者が出てくる可能性は大いにあるが、阪神は今後も陽性者が出たら、えらいさんの首を飛ばす気なのだろうか?制裁金を科すつもりなのだろうか?

処分が遅れている陽川にはなんとレポートを科すという。球団の性格上「感染に至る経緯」のレポートではなくて「反省してます」だと思うが、学校じゃあるまいし、何の意味があるのだろうか。

何か不祥事が起こったら、誰かに詰め腹を切らせ、だれかを処罰することで「一丁上がり」にしようとするのは、最悪の組織だ。
その暇があったら、なぜクラスターが発生したのかを、球団、グループを上げて究明すべきだろう。専門家の助けを得れば、何がいけなかったのかが、もっと具体的にわかるはずだ。

火消しに躍起になっているようだが、その結果としてこの球団、そしてこの企業グループの旧弊な側面、社会正義や真実追及への不誠実が浮き彫りになったと思う。


中日・ナゴヤ球場・ナゴヤドーム・シーズン最多本塁打打者/1950~1988、2007~2019

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